日本ハム・清宮“下馬評逆転大作戦”箱根駅伝・青学大から刺激「見返してやりたい」

2024年01月05日 06:00

野球

日本ハム・清宮“下馬評逆転大作戦”箱根駅伝・青学大から刺激「見返してやりたい」
晴れ着姿の女性たちと記念写真に納まる清宮(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 山あり、谷あり、そしてドラマあり。計10区間、217・1キロを駆け抜ける毎年恒例の箱根駅伝に日本ハム・清宮は長いペナントレースを重ねた。今年も都内の沿道で生観戦。駒大の2季連続3冠を阻止し総合優勝した青学大に刺激を受け「僕たちが思い描く活躍ができれば下馬評をひっくり返す力はある。この何年間かを見返してやりたい」と誓った。
 昨季は2年連続最下位の屈辱を味わい、今季も順位予想は下馬評が低いことが予想される。だが、懸命にたすきをつないで下馬評を覆した青学大のランナーたちの姿を目に焼き付けた清宮は「距離もありますし、アップダウンも激しい。普段のレース通りにはいかないんだな、と思いました」と自らのチームと重ね合わせた。

 巻き返しの鍵を握るのが清宮の覚醒だ。昨季は99試合に出場して打率・244も本塁打は22年の自己最多18本塁打を大きく下回る10本塁打。今オフは有名メジャーリーガーたちも通う米国のトレーニング施設「ドライブライン」を初めて訪れ、動作解析を実施。毎年恒例だったソフトバンク・柳田との合同自主トレには参加せず、一人黙々と打撃フォームの修正を図ってきた。

 この日は札幌市内の札幌証券取引所の大発会に参加。取引開始を告げる鐘の打ち初めを行い、壇上では「今年は、勝って勝って勝ちまくって、シーズンが終わったころには日本一特需、優勝特需と言われるようなシーズンにしたい」と約束した。

 新庄監督にとっても勝負となる就任3年目。“青学魂”で先頭でゴールテープを切り、指揮官を胴上げする。(清藤 駿太)

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