早大・伊藤樹が「11」で不動のエースへ「とにかく勝つ」 仙台育英出身の151キロ右腕

2024年01月05日 13:46

野球

早大・伊藤樹が「11」で不動のエースへ「とにかく勝つ」 仙台育英出身の151キロ右腕
チームをけん引する印出主将(中央)、背番号11を背負う伊藤(左)、強打が武器の吉納(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 東京六大学野球リーグの早大は5日、西東京市のグラウンドで新年の活動を始動した。
 チームは20年秋以来、優勝から遠ざかっている。巻き返しを誓う1年がスタートし、捕手の印出太一主将(3年)は「優勝しますというのは簡単ですけど、早稲田ファンの皆様の信頼を失っている状態だと思っている。軽々しく優勝っていうのはもう響かない。黙ってグラウンドで練習して結果を残して信頼を取り戻すことが一番大事」と決意を新たにした。

 野手陣は捕手の印出、外野手の吉納、遊撃手を務める山縣ら経験豊富な選手が残ったが、投手はエースの加藤が卒業。早大伝統のエース番号「11」は新たに伊藤樹投手(2年)が背負う。

 小宮山悟監督は「(新)3年生で11番をつけさせることは期待がそれほど大きい。どこか甘いところもある。それをさせないためにも11番という判断です。ピリッとしてもらいたい」と大きく期待。伊藤も「とにかく勝つ年にしたい。MAXは151キロが出ているんですけど、試合によっては低い時があったので、常時140キロ後半を出せるように体作り、フォームづくりを丁寧にやっています」と言葉に力を込めた。

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