ソフトB・和田 43歳シーズンも貪欲に進化だ!6日から総勢16人で長崎自主トレ 刺激を力に変える

2024年01月05日 06:00

野球

ソフトB・和田 43歳シーズンも貪欲に進化だ!6日から総勢16人で長崎自主トレ 刺激を力に変える
ソフトバンク・和田(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 新しい年を迎え、プロ野球各球団の選手たちの自主トレが国内各地で本格化する。ソフトバンクの和田毅投手(42)は、6日から長崎で総勢16選手による合同自主トレを行う。“和田組”からは阪神・大竹耕太郎投手(28)が昨季12勝と大ブレーク。チーム最年長左腕は新星の台頭を期待し、自身も若手から刺激を受けつつ、プロ22年目のキャンプを万全の態勢で迎えると語った。
 和田は5日に長崎へ移動し、6日から合同自主トレをスタートさせる。この日はペイペイドームで4時間を超えるトレーニングをみっちりと行い、「(春季キャンプが始まる)2月1日に向けてしっかり準備できるように。それだけです」と話した。

 今年はセ・パ6球団から総勢16人の選手が長崎に集結し、切磋琢磨(せっさたくま)する。ソフトバンクからは藤井、板東、田浦らが参加。他球団からは阪神・大竹、西武・隅田、ロッテ・小島、ヤクルト・嘉弥真らが和田を慕ってメンバーに加わる。「自分が遅れているか、いい感じなのか(他の選手を)見れば分かるところがある」と大人数でトレーニングするメリットを語った。

 “和田組”からは阪神・大竹が昨季リーグ2位タイの12勝と出世を果たした。ほか、小島、隅田もローテーション投手。「主力で投げている選手も来てくれる。そういう選手たちを見て勉強するいい機会。僕にとってもいい機会だし、若い子たちにとってはもっといい機会。見ながら、聞きながら、いい期間にしてもらえたら」。2年目の松本晴、大野や育成の前田純がステップアップし、“第2の大竹”となることを願っている。

 自身にとっても大事な期間だ。「僕自身も吸収する部分は結構ある。考え方とか、投げるイメージとか、変化球とか。聞けるいい機会なので。逆に聞かない手はない」。昨季は球団最年長白星を挙げるなど、21試合に登板して有原の10勝に次ぐチーム2位の8勝をマーク。健在ぶりを示したが、貪欲に進化を求めている。「この期間というのは刺激しかないと思う」。若手から大いに刺激を受け、新たなシーズンへの力に変える。

 今季プロ22年目、43歳シーズンの大目標は2桁勝利。メジャー挑戦からチームに復帰した16年に15勝して以来の大台へ向けて「若い選手には負けないという気持ちでやっていきたい」と意気込みを口にした。(森 寛一)

おすすめテーマ

2024年01月05日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム