阪神・坂本 ドラ1下村の予習はバッチリ 「映像とかはちょくちょく見ています」飛躍を万全バックアップ

2024年01月12日 05:15

野球

阪神・坂本 ドラ1下村の予習はバッチリ 「映像とかはちょくちょく見ています」飛躍を万全バックアップ
ティー打撃を行う阪神・坂本(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 阪神の坂本誠志郎捕手(30)が11日、甲子園球場での自主トレを公開。すでに映像などでドラフト1位・下村の“予習”を開始していることを明かし、即戦力右腕の飛躍をバックアップする考えを示した。
 「映像とかは今は出てくるので。ちょくちょく見ています。やっぱりコントロールがいいのと、ゲームをつくる、そういうのにはたけているんじゃないか」

 昨年、梅野の離脱以降、先発マスクをかぶり続けた背番号12は、自身のトレーニングや技術向上だけに時間を割くのではなく、オフシーズンは新戦力のチェックも余念なし。下村の投球も目にし、まずはイメージをインプットした。鋭い観察眼の持ち主らしく、印象に残ったのはその身体能力。「足速いなと。見るからに速いなと。そういうの(身体能力)も利用してやればいいし、バッティングもいいみたいなんで、つなぎます」と笑った。

 今後は鳴尾浜にも足を運び、ブルペン投球などもチェックする機会をうかがう。「先入観を持つことで発見も増える」と今春キャンプでボールを受けた際に本人へフィードバックする考えで「性格とかもあると思うので、その辺も見て、できる限りのサポートをしてあげたい」とうなずいた。

 1月は甲子園を拠点に単独で自主トレを敢行。球団OBの掛布雅之氏から聞いた「1人で強くなれ」の言葉も胸に、この日も約4時間、汗を流した。昨季は巧みなインサイドワークでリーグ優勝、日本一に貢献。個人的目標については明言しなかったが、キャリア未体験の開幕マスクについては「開幕に出たことないので。知らないことがあれば経験してみたい、感じてみたい」と意欲を示した。

 「昨年と同じようにできる保証なんてどこにもない。そう考えると不安。そこが一番、(今季への)原動力になっていると思う」。敵を射ぬく視線をさらに研ぎ澄まし、連覇に挑む。(遠藤 礼)

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