ヤクルト・木沢が“夢先生”として小学校で授業「自分で考える」「継続」の大切さを説く

2024年01月12日 15:27

野球

ヤクルト・木沢が“夢先生”として小学校で授業「自分で考える」「継続」の大切さを説く
小学生に夢を持つことの大切さを説くヤクルト・木沢 Photo By スポニチ
 ヤクルトの木沢尚文投手(25)が「夢先生」として小学校の教壇に立った。日本サッカー協会と日本プロ野球選手会の共同企画「こころのプロジェクト 夢の教室」の講師として12日に千葉県松戸市の小学校を訪問。5年生の児童32人に「夢」をテーマに熱のこもった授業を行った。
 自身の野球人生を振り返りながら、子供たちに向けて何度も繰り返したのが「自分で考える!」「継続」というフレーズだった。サッカー好きだった少年は友人の誘いで野球を始め、イチローや松坂大輔、ダルビッシュらメジャーで活躍するスターに憧れてプロ野球選手という夢を抱くようになった。

 中学、高校ではケガや学業との両立などに悩んだ時期もあったが、決して諦めることなく努力を継続した。「慶大から20年ドラフト1位でヤクルトに入団し、「自分で考える+継続=夢の実現」という方程式を証明した。

 「野球を知らない子供たちにも、野球を知ってもらえたら。僕の経験を踏まえて、夢や目標に向かって頑張ろうと思う子が増えてくれたら」

 3年目の昨季は56試合に登板して2勝3敗、20ホールド、防御率2.72という成績を残してブルペンを支えた。さらなる飛躍が期待される右腕は、今後の夢について「プロ野球選手として活躍し続けることで、周囲に提供できる価値というものがあると思う。いつ野球を辞めるか分からないけど、アスリートとしての期間を充実したものにしたい」と話した。

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