水野雄仁氏が今だから明かした巨人寮の有刺鉄線撤去作戦…槙原寛己氏「僕らの自由が戻って来た!」

2024年01月12日 17:24

野球

水野雄仁氏が今だから明かした巨人寮の有刺鉄線撤去作戦…槙原寛己氏「僕らの自由が戻って来た!」
現役時代の巨人・水野雄仁氏 Photo By スポニチ
 巨人の水野雄仁編成副本部長兼スカウト部長(58)が、槙原寛己氏(60)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。巨人入団の当初、球団寮の非常階段に張られた有刺鉄線を撤去するために実行したある作戦を明かした。
 徳島・池田高で甲子園で夏春連覇し、ドラフト1位で巨人入り。

 2歳上の槙原氏が「この新人ヤバいなと思った」というほど若き日の水野氏はヤンチャだった。

 夜中に寮を抜け出して遊びに行く。だが、水野氏はとくに顔を知られているため、球団に通報され、ゴシップ週刊誌にも狙われた。

 困った球団が脱出ルートである寮の非常階段に有刺鉄線を張って無断外出を阻止する手段に出た。

 槙原氏が「お酒入って帰ると服がビリビリ」と笑って振り返ったが、中には「お前のせいだ」と水野氏を責め立てる先輩もいた。

 申し訳ない思いで入団1~2年目の水野氏は近所の消防署に電話し、ファンを装って「巨人の寮は非常階段に有刺鉄線が張ってあって何かあったとき危ない」と通報。これを1週間続けると消防署が寮に来て「有刺鉄線を外せ」と指導。ようやく撤去された。

 水野氏の作戦は成功。何も知らなかった槙原氏は「僕らの自由が戻って来た」とはしゃいでいたという。

 現在の寮はセキュリティが厳重でドアが開いただけで警備会社に通報がいくシステム。無断外出など出来ない。

 水野氏は「ストレスも貯まる。月に1回くらいは外泊OKにしましょうと球団に提案している」と明かすと、槙原氏から「お前が言うなよってならない?」とツッコまれた。

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