ドジャースが若手有望株2位の強打者をカブスにトレード、一塁手でフリーマンがいるため出番なし

2024年01月12日 08:30

野球

ドジャースが若手有望株2位の強打者をカブスにトレード、一塁手でフリーマンがいるため出番なし — ド軍本拠地ロサンゼルスにあるドジャースタジアム Photo By スポニチ

　ドジャースが40人枠に入っていたエンシー・アルモンテ投手（29）、マイケル・ブッシュ内野手（26）をカブスにトレード、若手有望株の左腕ジャック・フェリス（19）、ザイアー・ホープ外野手（18）と交換した。11日（日本時間12日）米移籍情報サイト「トレードルーマーズ」が報じている。

　これによりドジャースの40人枠が空き、新加入テオスカー・ヘルナンデス外野手の入団を正式に発表できる。

　アルモンテはメジャーで196試合の登板経験があるベテランだが、ケガが多く、マイナーに落とせるオプションがなくなっていた。

　ブッシュは19年の一巡指名選手で、マイナーの最優秀選手に選ばれたこともある大物左打者。特に3Aでは209試合に出場、打率・293、出塁率・385、長打率・544、48本塁打の素晴らしい成績。選球眼も良く四球での出塁も多かった。大リーグ公式サイトはド軍では2位の若手有望株に位置付けている。だが、23年はメジャーに昇格し27試合に出場したものの、打率・167，2本塁打と結果を残せなかった。今後メジャーで強打者になる可能性はあるが、ブッシュの主要ポジションは一塁でフレディ・フリーマンがいるため、しばらくは出番が回ってこない。ド軍はマイナーで二塁や左翼も守らせてみたが元々守備は得意ではない。そこでトレードに踏み切った。交換相手のフェリスは22年カブスの2巡指名投手、ホープ外野手は23年の11巡指名だ。