カブス入団会見の今永昇太「ヘイ、シカゴ!」 流ちょうな英語スピーチでファンの心ガッチリ

2024年01月13日 05:29

野球

カブス入団会見の今永昇太「ヘイ、シカゴ!」 流ちょうな英語スピーチでファンの心ガッチリ
会見の冒頭、ジェド・ホイヤー編成本部長(右と握手を交わす今永(撮影・笹田 幸嗣通信員) Photo By スポニチ
 DeNAからポスティングシステムでカブスに移籍した今永昇太投手(30)が12日(日本時間13日)、シカゴ市内のホテルで入団会見を行った。最大5年総額8000万ドル(約116億円)で、日本選手渡米時の歴代5位となる大型契約。英語のあいさつでガッチリとファンの心をつかんだ。
 今永は緊張気味の表情で会見場へ。用意された背番号18のユニホームに袖を通し、ジェド・ホイヤー編成本部長と固い握手を交わすと笑顔がこぼれた。第一声で「ヘイ、シカゴ!」と発すると会場に詰め掛けた熱狂的で知られるカブスファンからは大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 続けてカブス応援ソング「Go Cubs Go!」の歌詞を用いて「What do you say? The Cubs are going to win today!」と発言。スピーチの最後を「Go Cubs Go!」で締めくくると、再び会場には拍手が起こった。

 最大10球団が参加した争奪戦。レッドソックス、エンゼルス、ジャイアンツを含めた最終候補5球団から、今永はナ・リーグ中地区の名門を選択した。


 メジャー3年目を迎える鈴木と投打の軸を形成する。開幕3カード目の4月5日(同6日)からは大谷、山本が所属するドジャース3連戦。さらに続く8日(同9日)からの4カード目はダルビッシュ、楽天から加入した松井を擁するパドレス3連戦と続く。昨年11月、今永はメジャー挑戦表明会見で「本塁打王を獲得している。そういう選手に投げたい気持ちはある」と大谷との対戦を熱望していた。開幕早々、異国で熱い“日本選手対決”が続くこととなる。

 昨季16勝で球宴に初出場した左腕スティールと左の二枚看板を担う今永。チームの4年ぶりプレーオフ進出、さらに8年ぶりのワールドチャンピオン目指し、フル回転する。

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