2024年のオリックスはラオウ「生徒会長」が引っ張る 新リーダーは龍馬ら新加入2選手と交流会

2024年02月01日 06:00

野球

2024年のオリックスはラオウ「生徒会長」が引っ張る 新リーダーは龍馬ら新加入2選手と交流会
小戸神社の必勝祈願を終え、絵馬を披露するオリックス・中嶋監督(左)と杉本裕太郎選手会長 (撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 オリックスは、2日のキャンプインに備え、首脳陣や選手らが宮崎入り。昨季から選手会長を務める杉本は、中嶋監督らとともに宮崎市内の小戸神社で必勝祈願し「選手会というよりかは生徒会長のノリでやっているので(笑い)。チームメートも生徒会長ぐらいにしか僕のことを思っていないと思うので」と、明るい環境作りを掲げた。
 「監督、コーチが普段からそういう空気を作ってくださっているので。普段から楽しくワイワイいけよと言われているので、僕らはその通りにやっていくだけだと思います」

 オリの生徒会長は「選手会長やからと言って何かやろうってことはない」と言いつつも、早速動いた。「一旦、この後ご飯一緒に行ってきます。福田が龍馬(西川、広島からFA)と木下(育成、広島から移籍)と(森)友哉を誘っていて、僕がたまたまそこにおって、ラオウも行くかと言われて」と、早速新加入の“転校生”2選手と夕食の席をともに。

 昨年11月の新人選手入団発表会見で「顔が似ていると言われる」と“アピール”したドラフト6位・古田島(日本通運)に関しても、1月に舞洲で対面し「“勝手にラオウの名前使ってすみません”みたいな感じで(言われて)。“いや、俺も勝手にラオウの名前使ってるし”って。全然名前出してくれてうれしかったし、ありがとうって話をしました。ああいうガツガツ来てくれる後輩がおったら誘いやすい」と、キャンプ期間中に食事の席に誘う算段を立てている。“ラオウ生徒会長”なりの心配りで、円滑なコミュニケーションを図る。

 「宮崎ご飯美味しいんで。それも含めて色んな人とコミュニケーション取っていきたい」

 絵馬には「HOMERUN KING」としたため、住所の欄には「京セラドーム」としたためた。「(自主トレをともにした楽天の)浅村さんに、去年よりだいぶいいって言われたので。(住所は)京セラドームに1年間ずっといたいという思いも込めて書いた」。21年の本塁打王が、グラウンド内外でチームをけん引する。(阪井 日向)

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