阪神・村上 24日ヤクルト戦で今季初“村上対決” 昨季は打率・133&長打ゼロ

2024年02月22日 05:15

野球

阪神・村上 24日ヤクルト戦で今季初“村上対決” 昨季は打率・133&長打ゼロ
阪神・村上 Photo By スポニチ
 阪神・村上が、24日のヤクルト戦(浦添)に登板することが21日、分かった。昨季、防御率1・03と抜群の相性を誇った“ツバメキラー”が今季も22年3冠王の主砲・村上らの前に立ちはだかる。
 38年ぶりの日本一に貢献した昨季のセ・リーグMVP右腕の今春2度目となる対外試合でのマウンドが決定。キャンプ期間中では最後の実戦となることが濃厚で、プロ4年目シーズンへ沖縄での総仕上げの舞台となりそうだ。相手は21年からリーグ連覇を果たしたヤクルト。ブレークした昨年、村上は球団別では最多の35イニングを投げて5試合で3勝(1敗)、対戦防御率は同一リーグでは0・00の巨人に次いで2番目と圧倒している。

 中でも、日本を代表するスラッガーでもある敵軍・村上に対しては昨季15打数2安打の打率・133と“仁王立ち”。5三振を奪い、被弾0どころか長打すら1本も打たれておらず“村上対決”に完勝した。出場は未定ながら、今年初のマッチアップが実現すれば苦手意識を上塗りするべく抑えにかかる。

 躍進した昨季から真価を問われる注目の一年。オフは飛躍のきっかけとなった青柳との自主トレに2年連続で参加し、土台をつくり上げてきた。今春初の対外試合登板となった18日の広島戦では先発で2回無安打無失点と満点の発進。「ストレートの指のかかりが自分の中でいい感覚だった」と充実の表情を浮かべ、“ブレーク2年目の壁”を感じさせない沖縄での日々を送っている。

 青柳、伊藤将も名乗り上げている開幕投手の最有力候補。3月からはシーズンインへ向けた逆算の調整も始まるだけに「お得意さま」を軽々と斬って、不安なくキャンプを終える算段だ。24日は2番手で登板する見込みで、右ふくらはぎの張りで別メニュー調整を続けていた西勇が、1イニング予定で先発する。

 ○…昨季の村上(神)VS村上(ヤ)は15打数2安打の打率・133。村上(ヤ)にとって昨季10打席以上対戦した投手15人では無安打のグリフィン(巨、14打席)、柳(中、11打席)に次ぐ苦手投手。また昨季は四球で大山(神)の99個に次ぐリーグ2位の90個を選んだが、村上(神)の与四球率(9イニングあたり)0・94個の制球力の前に0個に終わっている。

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