【今永昇太と一問一答】ライブBPで誠也と対戦「ピッチャー返しだけはやめてくれ」被弾は「自分の課題」

2024年02月22日 09:25

野球

【今永昇太と一問一答】ライブBPで誠也と対戦「ピッチャー返しだけはやめてくれ」被弾は「自分の課題」
ライブBPで実現した今永(右)と鈴木の対戦 Photo By スポニチ
 カブスの今永昇太投手(30)が21日(日本時間22日)、アリゾナ州メサでのキャンプでライブBPに初登板。いきなり鈴木誠也外野手(29)との日本人対決が実現するなど、打者6人に対し25球を投げ、1安打(1本塁打)1三振と上々の内容だった。登板後の主な一問一答は以下の通り。
 ――鈴木との対戦前は「真っ直ぐだけ」と約束していたが、初球からカーブ、スライダーも投げた。
 「バッター(として)立つとデカくて、ピッチャー返しが怖くて、外まっすぐ投げたら絶対に芯で弾かれる。怖かった」。

 ――最後はこの日最速タイの93マイル(約150キロ)で空振り三振。
 「真っ直ぐだけで絶対に抑えられないと思った。途中ウソついて変化球を投げました」

 ――ライブBPを振り返って。
 「やはりMLBのバッターの対応力だったりとか、そういったものを感じたライブBPでした」

 ――真っすぐが多かった。
 「やはり一番、ズレが生じるのが真っすぐなので。ブルペンとキャッチボールと、この実戦とで一番ズレてくるので、そのズレを、どこがズレているのかというのを確認するためにも真っすぐを多く投げる必要がありましたし、そこが一番チェックできてよかったと思いますね」

 ――最速は93マイル。高めの直球もあった。
 「今日93というのはもう出ていたんですか?実戦で一番確認したいことは、もう1つはやはりバッターが立ったときに、自分のボールがどう変化するか、例えば今日のキャッチボールでもウォーミングアップの段階でやっぱり普段とは違うボールがいってましたし、“あぁ、この変化になってよかったな”という、毎年この実戦になるにつれてボール(の質)がどんどん上がっていく、今年もこういうふうになれてよかったなというのをまず安心しましたし、その93という数字に対してもブルペンでは到底出ない数字なので。実戦で10キロくらい球速が上がってよかったなと思います」

 ――失投をウィズダムにホームランされる場面もあった。
 「それがほんとにここのバッターのすごさで、やっぱり2巡目になってくると明らかに対応が違って、1巡目で見たのでまずは真っすぐに絶対振り負けないという意識の中で、ああやって質の低い変化球が浮いたりすると、それが単打にならない。長打に、高い確率でああいうふうにホームランになる。それがリーグが始まるとどんどん増えてくると思うので。自分の課題というのはもう痛いほどわかってますし、被本塁打率が高いというのは自分もそのほかの人も周知の事実なので。今日はそういうふうに打たれてよかったと思いますね」

 ――鈴木誠也の最後の球は。
 「真っ直ぐが引っかかってカット気味に入って、インコースのいいところに決まったんですけど、ひっかかりました」

 ――日本時代の対戦は。
 「何本も、5、6本打たれているんじゃないですか?ホームラン。打たれてますし、チームメートになれて本当によかったです」

 ――抑えてやろうという気持ちは。
 「それはないですね(苦笑)。絶対デッドボールだけは当てないのと、ピッチャー返しだけはやめてくれというのと、ピッチャー返しになりにくい球を嘘ついて選択しました」

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