ドジャースのレギュラーでは最も古株のマンシー、三塁の守備は上手くないが、35本塁打以上のパワー魅力

2024年02月22日 13:12

野球

ドジャースのレギュラーでは最も古株のマンシー、三塁の守備は上手くないが、35本塁打以上のパワー魅力
ドジャースのマックス・マンシー(AP) Photo By AP
 マックス・マンシー(33)はドジャースのレギュラーでは最も古株になった。
 12年にアスレチックスから5巡指名、15年にメジャーデビューを果たすが活躍できず解雇。17年にドジャースとマイナー契約し、18年打率・263、35本塁打、OPS(出塁率+長打率)・973の大暴れで頭角を現した。19年も同様の成績でオールスターに選ばれている。18年以降、4度も35本塁打以上。通算472打点、466四球はチーム最多である。

 一方で近年は打率は低迷、22年は・196、23年は・212。21年の最後の試合で右ひじ側副じん帯を痛めたが、その影響が今も残っているそうだ。守備は元々得意ではなく、2年前から三塁に回ったが、22年は三塁で10失策、23年は16失策。16失策は昨季ナ・リーグ三塁手でワーストだった。スタットキャストの指標OAA(Outs Above Average/野手が平均よりどれだけ多くのアウトを奪っているか)では「-8」。パドレスのマニー・マチャドの「+11」とは正反対だ。

 それでも先のオフ、ドジャースは11月になってすぐにマンシーと2年総額2400万ドルの契約延長で合意した。元々24年はチームオプションで年俸1400万ドルだったが、それを行使するのではなく、年俸を少し減らして、その分延長した。26年もチームオプションで年俸1千万ドルになる。マンシーの魅力はパワー。昨季は主に4番を打ってキャリアで初めて百打点を稼いだ。守備は得意ではないが、これだけ攻撃力のある選手で2年総額2400万ドルは安いのである。

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