ドジャース・大谷 全快&全開開幕へ実戦形式含め50打席要望 万全スタートへ調整過程明らかに

2024年02月22日 02:30

野球

ドジャース・大谷 全快&全開開幕へ実戦形式含め50打席要望 万全スタートへ調整過程明らかに
ドジャース・大谷 Photo By スポニチ
 大谷も開幕で見られる!ドジャースの大谷翔平投手(29)が注目の開幕戦に向け、実戦形式を含め50打席に立つことを要望していることが20日(日本時間21日)、分かった。デーブ・ロバーツ監督(51)が明かしたもので、「そうすれば準備が整う」と喜び、全開発進に自信を見せた。また、旅行会社最大手のJTBが、韓国開幕シリーズの観戦ツアーの当選者を発表。大谷に熱狂する一年がいよいよ始まる。
 万全のスタートを切るために、大谷の開幕までの調整過程が明らかとなった。打者に専念する米7年目。ロバーツ監督は、実戦形式を含め合計50打席に立つことを目安とする方針を示した。

 「翔平は開幕までに50打席立つことを望んでいる。そうすればシーズンに向けて準備が整うとのことだった」

 19日に今キャンプ初めて参加したライブBP(実戦形式の打撃練習)終了後。大谷は三塁ベンチ前で指揮官と、元NBAレーカーズのコービー・ブライアント氏(享年41)を長年支えた理学療法士のジュディ・セト氏も交え、約5分間、話し合いの場を持った。

 目的は今後の調整やトレーニング強度についての意見交換。指揮官によれば、50打席には、早ければ25日(日本時間26日)にも初出場予定のオープン戦だけでなく、ライブBP、シート打撃も含まれているという。

 本塁打を放った19日のライブBPでは3打席に立っており、残りは47打席。3月20、21日のパドレスとの開幕シリーズに向けて14日に韓国・ソウルへ出発するが、それまでオープン戦は例年通りホーム開催を中心に2、3打席ずつ出場するとみられる。10試合と仮定すれば最大30打席。不足分をライブBPやシート打撃で補いながら、開幕シリーズ直前の17、18日のエキシビションゲーム2試合が最終調整の舞台となる。

 昨春キャンプ中に大谷は開幕までの必要打席数について「だいたい50打席くらいを毎年目安にしている」と話しており、調整は従来通り。ブランドン・ゴームズGMは「翔平は素晴らしい状態で、プロらしく仕事に取り組んでくれている」とうなずいた。時間の経過とともに、開幕から躍動する姿が現実のものになりつつある。(柳原 直之)

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