大谷翔平、子供留学支援は「全て自費」 ECC社長が説明 企画の発案も「大谷選手ご自身が」

2024年03月05日 13:26

野球

大谷翔平、子供留学支援は「全て自費」 ECC社長が説明 企画の発案も「大谷選手ご自身が」
大谷翔平(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 英会話教室大手「ECC」が、ドジャース・大谷翔平投手との共同プロジェクトを今月1日に発表した。日本の小学4年生から高校3年生までの100人を、今年8月の米国留学に招待する。「ECC」花房雅博代表取締役社長は、フリーアナウンサーの近藤光史(76)のMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」に生出演し、同プロジェクトの“誕生秘話”を明かした。
 今月1日に発表された同プロジェクト。子供たちの夢や可能性を世界に広げていくことを目的とし、日本の小学4年生から高校3年生までの100人を、今年8月の米国留学に招待する。

 「ECC」花房雅博代表取締役社長は、このプロジェクトについて「最初は“ほんとかなあ?”と疑ってました」と本音を告白。留学招待については、ECC側の発案ではなく「大谷選手ご自身が発案されたもの」と説明した。

 「100人」という人数については「大谷選手は、本当はもうちょっと招待したいとおっしゃっていたのですが…いかんせん、今、円が安いものですから」と吐露。「費用は?」の質問に対しては、「大谷さんが全部支払われる、と…」と明かした。

 大谷が負担するのは「子供100人の海外留学費&ホームステイ費」。留学先は「全員ロサンゼルス」だといい、ECC側から「もうちょっと安い、ニュージーランドとか、オーストラリアとかはどうですか?」と提案したというが、本人の強い希望でロサンゼルスに決まったという。

 このプロジェクトは、大谷が代理店に持ち掛け、ECCに届いたものだと説明。大谷側から「ECCで」と指名があったといい、花房社長は「とても信用できなくて。“大谷さんが組んでやる”って…ホンマかいなって。大谷さんが“ECCと組んで留学のプロジェクトを立ち上げたい”とおっしゃっていると…それが信じられなくて。絶対、詐欺やなと。お金だけ振り込んだあと…ってね」と、あまりにも規模の大きい話に、当初は信じられなかったと本音を明かした。

 大谷自身が費用を負担すると主張した点については「当然、円安なものですから、共同ですから、うちも多少は…」というが、基本的には大谷の費用だと強調。プロジェクトの一環で大谷と対面した花房社長は、「理路整然としゃべっていただいて。非常にさわやかで、かつ自分の考えをもってらっしゃって。子供が好きと感じた」と第一印象を語った。

 また「100人」を選ぶ過程についても「実は裏話がございまして」と切り出し、大谷とのやり取りを告白。「応募の際、英語のビデオメッセージと作文があるんですけど、こちら(ECC側)は100人を選んで読んで…と思ってましたが、大谷くんから“全部見てくれ”と」と、全ての応募に目を通してほしいという要望があったと明かし、「そういう人間性ということですね」と大谷の人柄を称えた。

 応募は3月1日から4月14日まで、ウェブサイトの専用フォームで受け付ける。

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