日本ハム・清宮 16日イースタン開幕戦で実戦復帰も!沖縄キャンプに日本電気治療協会の22人集結

2024年03月05日 06:00

野球

日本ハム・清宮 16日イースタン開幕戦で実戦復帰も!沖縄キャンプに日本電気治療協会の22人集結
清宮(手前左)の治療を見学するNPO法人日本電気治療協会のメンバー(提供写真) Photo By 提供写真
 左足関節捻挫で離脱中の日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)のため、「NPO法人日本電気治療協会」が動いた。沖縄先乗り自主トレで若きスラッガーが負傷すると、同法人の会員総勢22人がキャンプ地に集結。治療方法などを共有し、遠征先の各地でも対応が可能となった。早ければ16日のイースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)での実戦復帰が見込まれており、完全復活を全力でサポートしていく。
 先月中旬。2軍キャンプ地の沖縄・国頭でリハビリをしていた清宮の下、全国各地の日本電気治療協会の会員が集まった。その数総勢22人。同法人の理事長であり、清宮の個人トレーナーを務める羽田野龍丈氏(47)は「日本電気治療協会は全国の接骨院の先生の集まりです。私が指導した会員の中で有志を募りました」と振り返る。

 羽田野氏は「羽田野式ハイボルト」と呼ばれる電気治療の考案者。ハイボルテージという高電圧を患部周辺に流し、痛みの根本原因を探す治療となる。清宮も負傷後は歩行も困難だったが、治療後はわずか2日で歩行が可能に。その治療方法を全国各地から集まった会員に共有することで、清宮が遠征先などでも定期的に治療する環境が整った。

 「私が診察できない時もある。緊急事態があった時にすぐ対応できるように」と羽田野氏は言う。すでに屋外でのフリー打撃を再開するなど順調に回復しており、早ければ今月16日のイースタン・リーグの開幕西武戦で実戦復帰する見込み。全国各地で定期的な検診も受けられるだけに、これ以上ないバックアップとなる。

 清宮自身も「僕が30発以上打って恩返しがしたい」と、関係者には明かしているという。多くの支えを受けてきた分、強くなってグラウンドに戻る。(清藤 駿太)

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