メジャー初昇格のレッドソックス・上沢 背番号「39」に決定、本拠戦ベンチ入り中継ぎ待機も出番なし

2024年04月30日 01:30

野球

メジャー初昇格のレッドソックス・上沢 背番号「39」に決定、本拠戦ベンチ入り中継ぎ待機も出番なし
試合前にベンチでダンスを披露する上沢(左から2人目、レッドソックスの公式インスタグラムから)
 【インターリーグ   レッドソックス5―4カブス ( 2024年4月28日    ボストン )】 レッドソックスでメジャー初昇格した上沢直之投手(30)が28日(日本時間29日)、本拠地ボストンで行われたカブス戦でベンチ入り。中継ぎ待機で出番がなくデビューはお預けとなったが、チームからも昇格を歓迎される忘れられない一日となった。背番号は「39」に決定。米移籍1年目、夢のマウンドはすぐそこだ。
 1912年開場の現存最古のメジャー本拠地フェンウェイ・パーク。試合前の恒例となっているベンチでのダンスの中心に、上沢がいた。ナインの手拍子に合わせて、軽快なステップを踏み腰をくねらせる。左回りに1回転して右手人さし指を突き上げると、全員が「ウェーイ!!」と絶叫。最後は笑顔のハイタッチだ。

 球団公式インスタグラムも「Dance circle initiation for Naoyuki!(直之のダンスサークル入門)」とコメント付きで紹介。傘下3Aウースターから初昇格して合流した右腕の“歓迎セレモニー”だった。試合前に取材に応じた上沢は「やっぱりうれしかったが、やっとスタートラインに立ったという気持ちの方が強い」と話した。

 移籍前のレイズやマイナーで任されていた先発ではなく、ひとまずリリーフに回ることになったが「勝負しなきゃならないし、ここからが大事」と気合を込めた。チームは5―4で2連勝を飾るなど、上沢のデビューは持ち越しも、40人枠の投手だけで8人もの故障者が出ており、あらゆる場面で登板のチャンスがありそうだ。

(背番号「39」に決定/) 日本ハムからポスティングシステムでレイズとマイナー契約し、金銭トレードで移籍してつかんだ夢のメジャーの舞台。背番号39でデビューの時を待つ。

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