8回1失点で3敗目のオリックス・宮城 後半は「地に足がついた感じ」 最速155キロ「実際には…」

2024年04月30日 22:10

野球

8回1失点で3敗目のオリックス・宮城 後半は「地に足がついた感じ」 最速155キロ「実際には…」
<オ・ロ>先発した宮城(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス0ー1ロッテ ( 2024年4月30日    ほっと神戸 )】 オリックス先発の宮城は今季3敗目を喫したものの、自己最多タイの13三振を奪うなど8回5安打1失点と好投した。
 同学年・佐々木との投げ合いについて試合後は「そこまで力も入ってなかったので。楽しく投球できたんじゃないかなと思います。彼に引っ張ってもらいながら、いい感じで投げたことはお互い良かったかなと思います」と話した。

 初回から気迫を感じさせた数字がある。1死から藤岡に対し、自己最速を1キロ更新する155キロで見逃し三振に仕留めた。5回2死一塁で荻野に先制二塁打を浴びたものの、それ以上は失点を重ねない意地を見せた。8回には藤岡をこの日の115球目で、再び155キロ直球で空振り三振に仕留め、3者連続でこの日13個目の奪三振を記録した。ただ、本人の感覚としては「初回から5回まであんまりというか。内容、結果は良かったですけど、そこまで感覚いい球を投げられているわけではなかった」という。

 捕手の森とも意見交換し、6回から修正を図った。「前半はふわふわした感じで入っちゃって。雨でしたし、探り探りで入った部分というのもあったのかな。後半から、しっかり地に足がついた感じで投げられた。そこを初回から関係なしに投げていければベストかなと思います」と次回につながる部分があったことを明かした。

 また、自己最速となる155キロを計測したことに「まあ、多分、盛られているかなと思います(笑い)。そこまで意識していないですけど、まあ、数字的には気持ちいいですけど。実際はそんなに出ていないと思います」と冗談めかして答えた。
 

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