阪神2軍はオリックスと引き分け 先発津田が6回2失点 和田2軍監督「持ち味のカーブを活かせていた」

2024年04月30日 18:37

野球

阪神2軍はオリックスと引き分け 先発津田が6回2失点 和田2軍監督「持ち味のカーブを活かせていた」
阪神・和田2軍監督 Photo By スポニチ
 阪神はウエスタン・リーグ公式戦(鳴尾浜)でオリックスと対戦し、2―2の引き分けに終わった。先発のドラフト6位右腕・津田が6回5安打2失点。140キロ台中盤の直球と、100キロ台のカーブを駆使した。打線では井上がオリックス・山崎から同点二塁打を放った。
 以下は和田2軍監督との一問一答。

 ――津田は先発の役割を果たした

 「持ち味のカーブを活かしながらね。 しっかりしのいだというか、5回までは投げたことあるけど、最長の6回と球数もね、最多だと思うんで、いろいろ工夫しながらやってくれた。その中で、やっぱり課題はランナー出した時の球の強さ。それと、制球っていうところ。うん、それは今後もね、しっかり課題と向き合ってやってほしい」

――井上は同点打

 「あれが4番の仕事なんで、もうちょっと早く4番の仕事してくれたら。うん、もっとすんなり行ってたと思うけど。あそこで打てるっていうのは、やっぱり力がついてきてる。合わないピッチャーはね、もうちょっと、自分からね。合わないからお手上げではなくて。やっぱり4番の姿というところでは、あんまり極端な苦手はもちろんね。全部が全部、どんなピッチャーでも打てるっていうそんな簡単な話じゃないんだけど。なんとか対応をね。本人はしようと思ってるだろうけど。うん、ちょっと、やっぱり得点圏。最初の3打席はね、ちょっと打てそうにないなというね、空振りだったんでね。ただ、逆に言うとね、ピッチャーが変わったことで。そっからしっかり切り替えて、仕事ができたっていうのは大きいし、あのままズルズルいかなかったっていうのは。これは精神的にも成長してると思うね」

――マルティネスは2度目の登板で好投

 「そうだな。今日はちょっと落ち着いてというかね。やっぱ前回はね、もうほんとに最初のマウンドでね、緊張感もあっただろうし。 彼らしさっていうところでは出せなかったけど。今日はね、ストライクもしっかり取れたし。球はもっともっと良くなってくるはずなんでね。また次は楽しみだね」


 ――野口は復帰

 「そうそう。復帰というか、まだ守備に就けていないんで。ここからは日にちごとだと思うんだけど、まずはバッティングから」

 ――遠藤に好走塁があったが

 「走塁に関してはいつも前向きに、積極的でいいものを見せてくれているんで。ただやっぱり、どれかひとつというのじゃなくて最低2つ。できれば、ねえ三拍子そろって、やっと一人前になる選手だと思うので。バッティングにしても守備にしても、まだまだやるべきことはたくさんある。その中で彼の持ち味の足というところで。そこは日々成長しているし、ゲームでも思い切りがいいんでね。きょうの走塁でも際どいタイミングだったけど。そこをかいくぐってね。走塁ぐらい守備とバッティングもがんばってほしい」

 ――湯浅は無失点
 
 「過去3回連続失点しているけど。いま本当にどん底で、もがいている状態なんで。そういう意味ではどんなきっかけでもいいんでね。きょうはまず1イニングを抑えたというだけでも、気持ちも変わってくるだろうからね。まだ湯浅本来の球まではいってないけど。それでも、きょうはね、なんとかやりくりしてというところでね。きょうはフォームを多く使いながらね。1軍のマウンドにいったら、いいときばかりでないんでね。悪い時の工夫というのがね。そういう面ではきょうはできたけど、やっぱり本来の球を取り戻さないとね、上では通用しないと思うんでね、もうひと踏ん張り、もうふた踏ん張り必要かな」

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