和田2軍監督 2戦連続無失点の湯浅に「甲子園のマウンドに立って何か思い出してくれたら」

2024年05月03日 16:56

野球

和田2軍監督 2戦連続無失点の湯浅に「甲子園のマウンドに立って何か思い出してくれたら」
<ウエスタン 神・ハ>10回に登板した湯浅は3者凡退に抑える (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【ウエスタン・リーグ   阪神0-0くふうハヤテ ( 2024年5月3日    甲子園 )】 今季初めて甲子園で行われたウエスタン・リーグで、阪神2軍がくふうハヤテと引き分けた。
 先発したジェレミー・ビーズリー投手(28)が今季最長となる8回を投げ3安打無失点と好投。1軍昇格へ向けてアピールした。延長10回には湯浅が3番手で登板。打者3人を2奪三振、無失点に仕留めた。この日は8000人を超える虎党が甲子園に詰めかけ、湯浅の名前がコールされると大歓声が沸き起こった。

 以下、和田2軍監督の一問一答。

 ―相手の3投手を崩せなかった
 「うん。お互いがね、そういう感じで投手戦になりながら。やっぱり立ち上がり、初回、2回のチャンスで点を取れなかったのが、試合の流れとしては最後まで響いてしまったね」

 ―くふうハヤテ・早川投手はいい投手
 「前回の鳴尾浜でも同じようなやられ方をしているし、他球団に対してもそこそこ抑えているくらいの投球をしているので。全然簡単には考えていなかった。今日もチャンスをつくりながらのもう1本というところで。やっぱり得点圏で打席に入る選手がもうちょっと腹をくくっていかないと。なんか中途半端になってしまってね。それくらい、特にスライダーが良かったんでね。コントロールもされていたので簡単ではないけど。やっぱり狙っているな、狙われているな、というね。そういうところが勝負になってくると思うので、そういうところを感じさせると配球も偏ってくる。ちょっとどっちつかずになってしまったかな」

 ―ビーズリーは好投
 「もうビーズリーはずっと安定して。しっかりコントロールもできているし、球の強さもあるし、向かっていく姿勢とかもね。マウンドでしっかり出ているので状態自体はいいと思います」

 ―上げているというよりかなり仕上がっている
 「もう最初から良かったから。イニング数も今日は8回まで投げて102球かな。もういつ呼ばれてもいいくらいのところまでは来ているのでね。これを続けていかないといけないよね。それは1軍の事情があるわけだから、声がかかるまで今日のような投球をし続けるのが大事だよね」

 ―湯浅も3人で
 「最初のころ苦労して本人も悩みながら、本当に苦しいマウンドが続いたけど前回あたりからちょっと兆しというかね。今日は甲子園だったから甲子園のマウンドに立って何か思い出してくれたらいいなと思いながら見ていたんだけど。最初、初球のまっすぐなんかすごく力があったしスライダーのキレも。あとはフォークの落ちというところがもう少し上がってくると本来の湯浅に近づいてくるだろうし。ただやっぱり状態がいいときのまっすぐはもうひとつキレがいいと思うし、あとはそこらへんだよね。もう少しというところだな」

 ―石井は3者三振
 「(石井)大智はまっすぐもいいしコントロールもできて、変化球も。大智も課題としてフォークの落ちがというところだったけどそこもだんだん上がってきているので、非常にいい方向に向かっているんじゃないかな」

 ―野口が復帰初安打
 「やっと今日で守らせていいという段階になったので。打席数はクリアできたので、明日以降は守備につく機会もあると思います」

 ―百崎は代走のあと交代
 「打席は立てるけど、肩の都合でまだ守備につけないので。新人だから何々ができるから試合に出るとかではなくて、打って走って守ってができるようになってから、しっかりゲームに出していこうかと。それまでは代走だったり時には代打もあるかもしれないし。なるべくゲームの空気は吸わせたいと思っている」

 ―明日は
 「高橋遥人。青柳も明日」 

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