巨人・門脇「とにかく負けない、勝つ、根性。その気持ちだけ」 「長嶋茂雄DAY」で2安打3打点

2024年05月03日 23:02

野球

巨人・門脇「とにかく負けない、勝つ、根性。その気持ちだけ」 「長嶋茂雄DAY」で2安打3打点
<巨・神>ヒーローインタビューの門脇(左)と泉 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―5阪神 ( 2024年5月3日    東京D )】 巨人の門脇誠内野手(23)が球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行われた3日の阪神戦(東京D)で2本の適時打を放ち、2安打3打点と活躍。5回終了時にグラウンドへ登場して元気な姿を見せた長嶋茂雄終身名誉監督(88)にメモリアルな白星をプレゼントした。
 「8番・遊撃」に入って先発出場。初回の第1打席では坂本、長野、小林に続いて4者連続適時打となる中前打を放つと、6―4と追い上げられて迎えた8回の第4打席では貴重な追加点となる2点適時打を中前に放った。

 3回の第2打席では四球で出塁しており、6回の第3打席では二飛で出塁こそなかったものの、先頭打者としてファウルで粘って13球投げさせるなど随所で存在感が光った。

 試合後、守護神・大勢の負傷降板を受けて緊急リリーフし、見事な火消しでプロ初セーブを挙げた泉とともにお立ち台に上がった門脇は「とにかく負けない、勝つ、根性。その気持ちだけで試合に挑みました」と力強く第一声。

 初回の適時打については「皆さんがつないでくれたので、流れに乗って思い切っていこうと…はい、思いました」とし、「あそこでもう1本出すか出さないかでは全然違うと思うので、出せて良かったです」と4者連続適時打を受け止めた。

 8回の2点適時打は、2回に出た岡本和の5号2ラン以来6イニングぶりに奪った貴重な追加点。9回にピンチを迎えたこともあり、非常に大きな追加点となったが、「自分的にもなかなかいい結果が出ていないなかで、こうしてチームに貢献することができて非常に良かったと思います」と冷静に振り返った。

 「長嶋茂雄DAY」という特別な一戦については「やっぱりみんなが3番を背負ってプレーしているっていうところで、歴史のある人でありますし、自分たちがその思いを背負ってプレーするっていうのは非常に重い気持ちでしたね」と責任感を感じていたプロ2年目の若武者。

 最後に巨人ファンへのメッセージを求められると「1戦も負けることができないと思いますし、ファンの皆さんが毎日足を運んでくれているので、ファンの皆さんに勝利を届けられるように日々、全力で頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と声を張り上げていた。

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