オリ・東 自己最速更新157キロの初回に落とし穴「なんでだろう…って」 8回途中3失点の力投報われず

2024年05月03日 16:58

野球

オリ・東 自己最速更新157キロの初回に落とし穴「なんでだろう…って」 8回途中3失点の力投報われず
<オ・日>8回途中まで3失点投球を見せ、阿部(左)にマウンドを譲って降板するオリックス・東(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス0ー3日本ハム ( 2024年5月3日    京セラD )】 右手中指のマメがつぶれた影響で中12日のマウンドとなったオリックス・東は、7回2/3を5安打3失点の粘投も報われず、今季2敗目を喫した。
 「初回だけかなと」

 初回1死から松本剛への5球目に、自己最速を更新する157キロを計測。簡単に2死を奪いながら、続く3番・田宮への四球から3連打を浴び、3点を失った。「自分の思ったところに投げられていなかったんで、なんでだろう…って感じではあった。(久々の登板の影響は)多少はあるとは思います」と首をひねった。

 それでも2回以降は「(球速を)出し過ぎて荒れていたんで、扱える範囲で落として」と、制球重視の投球にシフト。テンポよくアウトを積み重ね、初回だけで36球を要しながらも8回2死まで113球で投げ抜いた。試合後は「結果はついてきてないですけど、自分の中ではいい感じで来ている」と、次戦以降へと目を向けていた。

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