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【甲子園】大阪桐蔭が夏の甲子園50試合目で初めて零敗 西谷監督「残念というか無念」

2024年08月15日 05:00

野球

【甲子園】大阪桐蔭が夏の甲子園50試合目で初めて零敗 西谷監督「残念というか無念」
<大阪桐蔭・小松大谷>敗れた大阪桐蔭ナイン(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦   大阪桐蔭0―3小松大谷 ( 2024年8月14日    甲子園 )】 大阪桐蔭が夏の甲子園50試合目で初の零敗を喫した。「フライアウトを少なくしよう」と対策を立てたが、フライアウト15と相手の術中にはまった。散発5安打の敗戦に西谷浩一監督は「粘り強くをモットーにやってきたが、力及ばなかった。残念というか無念」と言葉を絞り出した。
 相手先発右腕・西川大智の直球は大半が130キロ台前半。しかし徹底して高めに集められて球を叩き切れず、打球は失速を繰り返した。4打数無安打に終わった4番の徳丸快晴は「思う攻撃ができずに最後までいってしまった」と首をかしげるうちに終戦を迎えた。

 今春大阪大会は準々決勝敗退。その後、午後10時頃に寮内で3年生のみでのミーティングを始めた。コーチからの「強い代は3年生同士で意見を戦わせていた」との助言を参考にした。メンバー外も含めた多くの選手に発言機会が与えられ、厳しい意見も言い合える絆が生まれた。

 ミーティングで毎回のように出てきた言葉が「日本一」。しかし自慢の強打を封じられ、頂点には届かなかった。 (河合 洋介)

 ◯…大阪桐蔭が小松大谷に0―3で敗戦。夏の甲子園大会では出場13度目、通算50試合目で同校初の零敗。

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