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オリックス・中嶋監督、劇的勝利も6回の不可解判定に「これは聞かないと。俺らも選手に何て言えば…」

2024年08月15日 22:47

野球

オリックス・中嶋監督、劇的勝利も6回の不可解判定に「これは聞かないと。俺らも選手に何て言えば…」
<オ・楽>6回、審判団に抗議する中嶋監督(左)(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス3―2楽天 ( 2024年8月15日    京セラD )】 オリックスは紅林の劇的打で今季6度目のサヨナラ勝ちを飾った。中嶋監督は劇的白星に胸をなで下ろしつつ、6回の森の飛球をめぐって併殺となった場面について、審判団に改めて説明を求めたい意向を示した。
 「三塁塁審が(打球判断)やってました、セーフにしました、二塁の審判じゃなく三塁の審判見てくれ、って。そんなプレーですか? 二塁(を回る)走者が三塁の審判見ます? 今まで野球やってて見たことないわ。二塁の審判もなんかジェスチャーするよね。何もしないでそれを…。難しいこというよな」

 問題の場面は1―2の6回1死一塁。森の中越えの大飛球を辰己がジャンプして捕球したかに見えたが、福家・三塁塁審は打球がフェンスに当たったとしてフェアのジャッジ。それを見ていなかった一塁走者・池田は、直接捕球されたと思って一塁に引き返し、その際に打者走者の森が追い越す形となった。このプレーで森がアウトになり、池田も一、二塁間で挟まれタッチアウト。併殺でチャンスをつぶした。

 「これは聞かないといけないと思うよ。判断としてね。意見書というか、聞かなきゃ。難しくない? 俺らも選手に何て言えばいいか分からない」

 責任審判・嶋田は「審判として打球判定は1人の人間がやる。あのケースは三塁が。そこに対して二塁が今度は走者の動きを見ないといけないので。そこでノーキャッチとやってしまうと、走者も守備側も何がセーフか分からない。1人の打球判定しかできないんです」と説明。オリックスにとっては不運なプレーとなったが、黒星につながることは免れた。

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