巨人・坂本勇人が通算190度目の猛打賞　川上哲治の記録に「あと4」　今季6度達成のうち4度が広島戦

2024年08月22日 19:41

野球

巨人・坂本勇人が通算190度目の猛打賞　川上哲治の記録に「あと4」　今季6度達成のうち4度が広島戦 — ＜巨・広＞4回、安打を放つ坂本（撮影・藤山　由理） Photo By スポニチ

【セ・リーグ巨人―広島（ 2024年8月22日東京D ）】巨人の坂本勇人内野手（35）が22日の広島戦（東京D）で6回までに3安打を放ち、今季6度目となる猛打賞をマーク。通算190度目の猛打賞で自身の持つセ・リーグ記録を更新するとともに、川上哲治（巨人）のNPB歴代2位記録まで「あと4」と迫った。

　「6番・三塁」に入って9試合連続の先発出場。今月6日の前回対戦で巨人打線が3安打完封された相手先発右腕・アドゥワから2回の第1打席で中前打を放つと、4回の第2打席では右前打。0―0のまま迎えた6回の第3打席で中前打して猛打賞達成となった。

　坂本の猛打賞は今月7日の広島戦（東京D）以来今季6度目で、プロ通算190度目。前回は77日ぶりの猛打賞だったが、今度は15日ぶりの達成で、今季6度の猛打賞のうち4度が広島戦となった。

　坂本は試合前の時点で今季打率が.233。だが、広島戦は試合前時点で.346と得意にしていた。

　なお、この3安打を加えて坂本は現役最多、NPB歴代12位の通算安打を2395まで伸ばしている。

　▼坂本　これからも引き続き打てるように頑張ります。

　【NPB通算猛打賞5傑】
1位　張本　勲（ロッテ）251度
2位　川上　哲治（巨人）194度
3位　坂本　勇人（巨人）190度
4位　長嶋　茂雄（巨人）186度
5位　野村　克也（西武）180度
※所属は最終、現役は坂本のみ