DeNA・東 2年連続2桁勝利 球団左腕は98年野村以来 憧れ“漢像”も明かす「ああなりたい」

2024年08月22日 05:30

野球

DeNA・東 2年連続2桁勝利 球団左腕は98年野村以来 憧れ“漢像”も明かす「ああなりたい」
<D・中>DeNA先発の東(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA7―1中日 ( 2024年8月21日    横浜 )】 最後の力を振り絞った。DeNA・東が6回に川越、細川、福永を3者連続三振。6回3安打1失点で10勝目を挙げ、球団左腕では96~98年の野村弘樹以来、26年ぶりに2年連続の2桁勝利を手にした。
 「最後はしっかり三振が取れてよかった。流れの中でも非常に大きかった」。無失点だったが、初回に2四球など32球を投じた。捕手の山本も「調子悪かったですよ」と振り返るが、2回以降は慎重すぎた反省を生かして修正。打線も3回までに6得点と援護し、三浦監督も「最後は出し切った感があった」と称えた。

 今回の中日3連戦は「漢祭(おとこまつり)」を開催。場内は漢を意識した演出で盛り上がった。東にとって漢とは「俳優の竹野内豊さんのように色気がある人」だそうで、試合後には「ああなりたい」と目を輝かせた。

 チームは3連勝で借金2まで盛り返した。3位阪神とは3・5ゲーム差。頼れるエースが軸となり、上位チームを追走する。(大木 穂高)

 ≪チーム最多記録は平松の12度≫東(D)が昨年に続く2年連続3度目のシーズン2桁勝利。チームで2年連続の2桁勝利は05、06年門倉健以来。左腕では96~98年に3年続けた野村弘樹以来26年ぶりだ。また、球団左腕で3度の2桁勝利は前記野村の6度、権藤正利の4度に次ぎ鈴木隆、今永昇太に並ぶ3番目の記録になった。なお、チーム最多記録は、平松政次の12度。 

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