【甲子園】関東第一・大後 大会前の夢は「美容師」→大学野球継続&プロ目指す 人生変えた大仕事

2024年08月22日 05:00

野球

【甲子園】関東第一・大後 大会前の夢は「美容師」→大学野球継続&プロ目指す 人生変えた大仕事
<関東第一・神村学園>先発する関東第一・大後(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝   関東第一2―1神村学園 ( 2024年8月21日    甲子園 )】 【記者フリートーク】関東第一・大後の将来の夢は「美容師」だった。3学年上の姉・日茉莉(ひまり)さん(21)は今年から木更津市内で美容師として働く。姉の影響で抱いた夢だったが、この一戦で己の持つ可能性に気づき「大学で頑張ってプロを目指そうかな…」と心変わり。若い18歳、どんな夢だって追っていい。
 三塁側アルプス席で見守った日茉莉さんは「こっちまで緊張しちゃった。選抜は投げずに終わって“夏も連れていくよ”と言っていたので投げられてよかった」と誇らしげ。「家でウルトラマンを並べて遊んでいる」イメージだった弟は、立派に育った。

 夏が終われば髪を伸ばす弟は「短髪のかっこいい」髪形にしてもらうつもりだが、姉はハサミのポーズをつくりながら「実験台にしようと思います」とはにかんだ。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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