「みんなの背番号は近鉄の永久欠番だ!」に選手たち涙…梨田昌孝氏が明かす近鉄本拠地最終戦の舞台裏

2024年08月28日 19:26

野球

「みんなの背番号は近鉄の永久欠番だ!」に選手たち涙…梨田昌孝氏が明かす近鉄本拠地最終戦の舞台裏
04年9月26日、近鉄の本拠地最終戦を終えた後にファンの歓声に応える梨田昌孝監督 Photo By スポニチ
 近鉄、日本ハム、楽天の監督を務めて野球評論家の梨田昌孝氏(71)が28日までに更新された元ヤクルト監督・古田敦也氏(58)のYouTubeチャンネル「フルタの方程式」にゲスト出演。近鉄本拠地最終戦となった04年9月26日の舞台裏を明かす場面があった。
 今回の動画では「04年球界再編を振り返る」をテーマに、ストライキや近鉄の最後についてトークした。その中で梨田氏は近鉄にとって本拠地最終戦となった04年9月26日に大阪ドームで行われた西武戦の舞台裏を話し始めた。

 その日は試合前に球団社長やオーナーや裏方スタッフも含めて約60~70人が食堂に集まっていたという。球団社長が合併の経緯などを説明したが、そこにいた全員が納得してない様子でそこから動こうともしなかったようだ。

 その様子を見て、監督だった梨田氏は「これから試合なのに、このままじゃまずい」という思いから急遽全員の前に立ち「今回、こういう形で合併して寂しい思いをするけど、みんなが付けている背番号は近鉄の永久欠番だ!」と宣言。それを聞いた選手たちは涙を流しながら試合の準備を始めた。

 「なんかむなしいような…寂しい感じだった」と当時を回想した。

 共演者で同じく元近鉄の礒部公一氏も「あと2試合しかないという思いだった」と振り返った。

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