松坂大輔氏がさいたま市内で野球教室　エースの条件とは？「うそでも余裕のあるフリをして…」

2024年09月07日 21:31

野球

　元西武の松坂大輔氏（43＝スポニチ本紙評論家）が7日、埼玉県さいたま市の「大宮けんぽグラウンド」で野球教室を開催した。

　自身がCMに出演する「ソニー生命保険株式会社」の主催で、8月3日に石川県金沢市で行ったのに続く第2弾。

　元プロ野球選手でソニー生命ライフプランナーの塚田晃平氏（35＝元広島）、福田将儀氏（32＝元楽天）、青松慶侑氏（37＝元ロッテ）、鵜久森淳志氏（37＝元ヤクルト）の4人も参加。野球教室をサポートした。

　この日は軟式野球チーム「用賀ベアーズ」の小学生5、6年の25人が参加。松坂氏は一緒にキャッチボールを行うなどして投球、打撃などを丁寧に指導した。

　投手へのけん制の指導では、自身の母校・横浜高の後輩である中日・涌井秀章投手を例に出し「プロ野球選手では、涌井秀章選手のけん制を参考にして欲しい」とアドバイスを送った。

　打撃指導では自らバットを手にしてフリー打撃を披露。場外弾を連発すると子どもたちから歓声が上がった。

　質問コーナーでは「エースに必要なこと」を聞かれ「西口文也さん（現西武2軍監督）のピッチング見て、エースというのはチームが必ず勝って欲しい時に勝ち切る人だと学びました。ピンチの時も、うそでも余裕のあるフリをすることを意識して、その不安をチームメイトに見せないこともエースには必要だと思っています」と答えた松坂氏。

　最後には「普段、野球ができることは決して当たり前のことではないので、応援してくれる周りの人に感謝の気持ちを待って野球を続けて欲しいです」とメッセージを送った。