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吉兆「テオ・キケ」弾! 運命の一戦で「ヘルナンデス」がアベック弾 シーズンでは3戦3勝

2024年10月12日 11:21

野球

吉兆「テオ・キケ」弾! 運命の一戦で「ヘルナンデス」がアベック弾 シーズンでは3戦3勝
先制弾を放ったE・ヘルナンデスに、ヒマワリの種セレブレーションを行うT・ヘルナンデス(ロイター)
 【ナ・リーグ地区シリーズ第5戦   ドジャースーパドレス ( 2024年10月11日    ロサンゼルス )】 勝利を大きく引き寄せる一発が飛び出した。1―0の7回、T・ヘルナンデス外野手(31)がパドレス先発・ダルビッシュから今ポストシーズン2号となる左越え本塁打を放ち、貴重な得点を加えた。
 青く染まったスタジアムが一瞬で興奮のるつぼと化した。7回1死、ダルビッシュの甘く入ったスライダーを一振りで仕留めた。5万3183人の観衆は総立ち。T・ヘルナンデスはベンチ前でロバーツ監督と熱いハグ。ベンチ内では大興奮のナインと次々と喜びを分かち合った。

 本塁打直後、FOXスポーツに「このような雰囲気に身を置くのは初めてです。でも、私はこれが気に入っています。これが私がここに来た理由。これが私がドジャースと契約した理由です」とかみしめるように語った。

 2回にはE・ヘルナンデスがPS通算14本目の本塁打を放ち先制。試合前に「私たちはハングリー精神を持っており、私たちは一緒に戦っている。一緒に勝つか、一緒に死ぬかのどちらか」と話していた男が、団結力と覚悟をバットで証明した。

 両ヘルナンデスの「テオ・キケ弾」は、今シーズン3度あり、その全てで勝利。2人はベンチ内で熱く長いハグを交わした。データ的にも勝利を引き寄せる貴重なアベック弾だった。

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