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ロッテ・朗希 CS初勝利へ「自分らしい投球ができたら」 今季の防御率6・43エスコンの舞台で雪辱

2024年10月12日 05:30

野球

ロッテ・朗希 CS初勝利へ「自分らしい投球ができたら」 今季の防御率6・43エスコンの舞台で雪辱
打席に小野コーチを立たせエスコンフィールドのマウンドで投球練習する佐々木(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 リーグ3位から日本一まで駆け上がった2010年は「史上最大の下克上」と称される。その再現を狙うロッテでCS初戦の先発は佐々木。敵地のマウンドから変化球も交えて16球を投げた怪物右腕は「自分らしい投球ができたら」と誓った。
 CSファーストS初戦の先発は21、23年に続き3度目だが、いずれも白星を挙げられていない。そして今年はリベンジの舞台でもある。入団5年目で初の2桁10勝を挙げたが、日本ハムはパ・リーグで唯一白星を挙げられなかった相手。特に敵地の2試合は0勝1敗、防御率6・43だ。配球を読まれて球数がかさんだり、盗塁で揺さぶられるなど「いろいろ今年やられている」と自覚もあり「対策を練りながら大胆に自分らしくやるしかない」と表情を引き締める。

 小島の先発も予想された中、吉井監督は今月上旬のCS進出決定後に佐々木の初戦の先発起用を「すぐに決めた」と明かし「そろそろ責任を与えてもいい」と説明。ファイナルSに勝ち進めば、中6日で19日の第4戦に登板可能。怪物右腕が下克上への鍵を握る。(大内 辰祐)

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