×

宮城弥生「あれが最後の試合だったんだって思うとやりきれない」 兄の恩師・中嶋聡前監督に思い

2024年10月12日 20:18

野球

宮城弥生「あれが最後の試合だったんだって思うとやりきれない」 兄の恩師・中嶋聡前監督に思い
宮城弥生 Photo By スポニチ
 ニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)が12日に生放送され、オリックス・宮城大弥投手(23)の実妹でタレントの宮城弥生(18)が出演。兄の恩師に対する無念の思いを語った。
 例年オフシーズンにオンエアされている同番組。“開幕2週目”となったこの日は阪神ファンの笹木かおり(33)、ヤクルトファンの新保友映(44)、中日ファンの宮下純一(40)、西武ファンの吉田恵美(25)と“今季思い通りにいかなかった”ファンが集結し、同局の煙山光紀アナウンサー(62)を進行役に70分間にわたってトークした。

 前週5日の放送では、7日にオリックスからコーチ退任が発表された田口壮氏(55)の妻で、元TBSの田口(旧姓・香川)恵美子アナウンサー(58)がオリックスファン代表として出演すると予告されていたが、煙山アナから「出場予定でした田口恵美子さんは都合により今日はお休みとなりました」と断りがあり、弥生が急きょ出演となった。

 番組中盤、今季限りで退任したオリックス・中嶋聡前監督(55)について聞かれた弥生は「本当にびっくりして。やめるのかな?っていう噂はファンのなかでもあったんですけど、それでも、選手に慕われてて、これだけ距離の近い監督なかなかいないし、球団側も続けてほしいっていうのを言ってたので…。責任をもって辞任という形で…。試合の終わりが本当に悔しくて…。あれが最後の試合だったんだって思うとやりきれないっていうか…。この気持ちはどこにぶつけたらいいんだ?っていうのはメチャあります…」と複雑な胸中を打ち明けた。

 中嶋前監督は2年連続最下位だったチームを昨季までパ・リーグ3連覇に導いたが、今季は5位。今季最終戦となった今月6日の楽天戦(楽天モバイル)後に「今年限りでやめさせていただきます」と辞任を表明した。

 この試合では弥生の兄・大弥が6回3安打1失点と好投して今季7勝目(9敗)。だが、40分間の中断後に7回表1死で降雨コールドとなり、規定投球回到達までわずか1回1/3届かず。最優秀防御率のタイトル獲得までは無失点前提であと2回1/3だったが、タイトルも逃した。

 無念の降雨コールドに勝利投手の大弥は試合後もしばらくベンチで動けず。ナインやスタッフから声をかけられるとタオルで顔を覆って涙を流していた。

 兄の涙を目撃してショックを受けていた弥生。その直後に飛び込んできた兄の恩師・中嶋前監督の突然の辞任表明にもショックを受けたようで、終始声ははずまなかった。

おすすめテーマ

野球の2024年10月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム