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DeNA 2点適時打の4番オースティン「難しい状況で大きな1勝」 阪神に先勝で下克上突破に王手

2024年10月12日 17:45

野球

DeNA 2点適時打の4番オースティン「難しい状況で大きな1勝」 阪神に先勝で下克上突破に王手
<神・D>阪神に勝利し、オースティン(手前)を迎える三浦監督(左)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セCSファーストS第1戦   DeNA3―1阪神 ( 2024年10月12日    甲子園 )】 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は12日、セ・パ両リーグでファーストステージ第1戦が行われた。セ・リーグはリーグ3位のDeNAがリーグ2位の阪神を3-1で下し、下克上突破に王手をかけた。
 オースティンが4番の仕事を果たした。

 1-0で迎えた7回、一死から牧の左二塁打、佐野の左安で、一、三塁の好機。「前の2人が素晴らしい打席内容で塁に出てくれたので、何とか強い打球を打って2人を返そうと思った」と打席に向かった。

 阪神・3番手でマウンドに上がった石井と対戦。1ボールから2球目の直球を逆らわずに打ち返し、右中間を割る二塁打。牧につづいて佐野も生還し、チームのとって大きな2点をもたらした。

 敵地での先勝の立役者となり、試合直後のヒーローインタビューで「甲子園は阪神ファンが多くいて、なかなか我々のリズムに持ってくることが難しい球場だが、きょう難しい状況の中で、1勝を勝ち取れたことは、ベイスターズにとっても大きな1勝だったと思う。選手にとって非常に大きな意味を持つシリーズ。選手全員、全力プレーで勝ちをつかみ取ろうと入って、幸運にもそれが実行できた」と喜びを語った。

 一方、投手陣はエース降板のアクシデントを乗り越えた。先発したDeNAの東は4回3安打無失点、50球でマウンドを降りた。
 
 三浦監督から「しっかりと1年間ローテーションを守って、チームのローテーションの柱として投げきってくれた。初戦も東克樹にかけてチーム一丸となって戦っていきます」と第1戦の先発マウンドを託された東。指揮官の期待に応え、満員の敵地で冷静な投球を披露した。

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