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藤浪晋太郎 来季も米国でのプレー継続が基本線 プエルトリコのウインターリーグ参戦へ

2024年10月16日 04:00

野球

藤浪晋太郎 来季も米国でのプレー継続が基本線 プエルトリコのウインターリーグ参戦へ
メッツ・藤浪(AP) Photo By AP
 大リーグのメッツ傘下3Aでシーズンを終えた藤浪晋太郎投手(30)が、来季も米国でのプレー継続を基本線としていることが15日、分かった。スポニチ本紙取材に対し「基本はそうです」と明かした。
 メッツと年俸335万ドル(約5億250万円)で1年契約を結んで臨んだ24年シーズンは、オープン戦で結果を残せず、傘下3Aで開幕を迎えた。メジャー昇格を目指したが、5月上旬には右肩の違和感を覚えたため、負傷者リスト入り。6月26日に実戦復帰したものの、7月26日にメジャー40人枠から外れ、同30日に3A残留を選択した。

 以降は9月22日のレギュラーシーズン最終戦までプレー。主に中継ぎとしてマイナーリーグ33試合登板1勝2敗、1セーブ、7ホールド、防御率5・94。3Aでは29試合登板1勝2敗、1セーブ、7ホールド、防御率6・68だった。

 米国でのプレー2年目は、メジャー登板なしに終わった。それでも復帰後は最大の持ち味である160キロ超の球威を取り戻すなど、本来のパフォーマンスを発揮。マイナーでは通算36回1/3を投げ、44三振を奪い、奪三振率10・90と格の違いも誇示した。アスレチックス、オリオールズでプレーした23年シーズンには主に中継ぎとしてメジャー64試合に登板し、7勝(8敗)を挙げた実績もある。代理人のスコット・ボラス氏も9月下旬に取材対応した際に「あれだけの剛腕。多くのチームが彼に目をやるのは、今年も同じだろう」と話していた。

 今後は11月からプエルトリコのウインターリーグに参戦予定。実戦を通し、視察に訪れるメジャー球団のスカウトへのアピールを期す。

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