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大商大 ドラフト候補・渡部がリーグタイ記録の119安打 16日の大経大戦は勝った方が優勝の天王山

2024年10月16日 06:00

野球

大商大 ドラフト候補・渡部がリーグタイ記録の119安打 16日の大経大戦は勝った方が優勝の天王山
<大商大・大経大>6回2死三塁で左中間への適時二塁打を放った大商大・渡部(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【関西六大学野球リーグ最終節第2日   大商大2ー0大経大 ( 2024年10月15日    皇子山 )】 リーグ戦6連覇を狙う大商大は、大経大を2―0で下した。ドラフト1位候補の渡部聖弥外野手(4年)が3安打1打点の活躍を見せ、負ければ優勝の可能性が消滅する一戦を制し1勝1敗のタイ。勝利した方が優勝する、16日の3回戦に持ち込んだ。
 今秋ドラフト1位候補に挙がる大商大の渡部が決勝打を含む3安打を放ち、リーグ史上最多に並ぶ通算119安打を記録した。

 「個人の記録よりも先制打を打てたことが一番良かったです」。0―0の6回2死三塁から、左中間フェンスを直撃する先制二塁打。3打席連続安打とし、宇田秀樹(龍谷大)が保持する連盟記録に肩を並べた。

 敗れればリーグ優勝の可能性が消滅するだけでなく、大学の最終戦となる一戦だった。5人態勢を敷いた阪神を含むNPB10球団のスカウトの前で別格の存在感を披露。きょう16日の最終戦に勝利した方が優勝する大一番を前に「チームを勝たせる一打が、リーグ最多安打の更新にも繋がる。チームの勝利だけを見てやりたい」と気持ちを高ぶらせた。 (河合 洋介)

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