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【阪神・藤川監督語録】岡田監督に関して「気になるのは当然。本当に恩師だし、父親みたいなもの」

2024年10月16日 05:15

野球

【阪神・藤川監督語録】岡田監督に関して「気になるのは当然。本当に恩師だし、父親みたいなもの」
就任会見で質問に答える阪神・藤川球児新監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 阪神の藤川監督が15日、大阪市内で就任会見を行い、取材対応した。報道陣とのやりとりは以下の通り。
 ▼恩返し 藤川球児という野球選手、名前はタイガースにいただいた名前なので。いつかお返ししなきゃというのがあるだけ。その時が来たというところですかね。

 ▼娘の言葉 (監督をする気持ちは)特になかった。本当は何もしないって、(現役を)辞めたときに決めてたんですけど。まず娘から、何もしない父は嫌だと言われて。あのとき40歳。それで、もう一回働き始めたっていうのが本当のところで。もしそこで、家族が良ければ、多分、何もそういうこと(監督)を想像しなかったと思いますね。

 ▼迷いなし タイガースに18歳で入って米国へ行き、独立リーグに行ったりする中で、自分の下す決断に少しずつ自信を持つことができた。どんな道を選んでも、おそらく、自分の中で正解じゃないかというのが、ここまでの自分の自信にもつながってます。なので、うまくいかないことがあると周りは言うかもしれないけど、僕はどちらにしても大丈夫だと思っている。

 ▼背番号に一言 背中は見えないので、僕はいつも「何番でもいい」と言うけど。今後は選手から見た印象がある。もしかしたら、(浸透している22を付けることで)距離感が近く見えるかもしれない。

 ▼岡田はもう一人の父 監督のことが気になるのは当然。本当に恩師だし、父親みたいなものなのでね。お父さんと一緒に仕事されてます?尊敬しているからこそ、遠くで見ながら素晴らしいと思って。背中がかっこいいので。

 ▼話し合ってから 僕は新たに就任する監督であって、コーチ陣と来年に向けてのビジョンをまだ組んでいない。その段階でメッセージとして固まった意見を述べるのは、正直控えたいかなと。

 ▼トップダウンではない オンとオフの使い分けを僕はしない。監督として皆さんと向き合う。選手は迷うんでね。兄貴分みたいなコーチも数名いるので。(コーチが)主体的に動いて、それを吸い上げる形で決断を下して、グラウンドで最高のものを勝負する。

 ▼コーチ経験がない 僕に全く関係がないこと。頼んだ方(がその意識を持つ)なら分かるけど。当事者なので。(阪神に)入った以上、中のことを考えてやるだけ。それ以外の声はみなさんのご興味なので。

 ▼批判歓迎 いいじゃないですか。僕、全然平気です。経験してきてるし、それがなくなった経験もある。結局、一過性のものなんですよ。そういうこと(批判)を書かれている時は、おそらく、僕はもう次のことへ向かっているから。そんなところで止まっている必要がないんですよ。僕は自分の人生を進めているし、このチームの代表なので。

 ▼脱SNS もしかしたら24時間、監督としてやっていくことになるだろうし。没頭したい。僕が真っすぐグワーッと入り込まないと選手たちもぼやけてくるので。そこにまず自分が集中したい。

 ▼あえて言わない (期待する選手の)個人名で浮かんでいる。選手のね。だけど、それを出すと選手もプレッシャーになるので。僕もプレッシャーになったので。(監督から)頼んだって言われたら、すごくプレッシャーだったので。それをせず、コーチ陣と一緒に、みんなはこの役割だねって(というのを考えていきたい)。

 ▼ビジターで勝つ ストロングポイントのホーム球場でのアドバンテージをしっかり生かす。これが絶対に大事。あとは11球団の他の球場で、向こうの地の利をどうケアできるか。それが、すごく重要な部分じゃないかと思っている。

 ▼球児流の伝統の一戦の解釈 東と西という文化の問題なんですよ。実は阪神と巨人はその代表であって。90年以上ある東と西の文化の楽しみ方の一つ。(両方が)ちょうどチャンピオンチームにもなっている。その(東西)戦いを楽しませるという思いで、選手はプレーすればいいんじゃないかな。

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