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“PS男”キケは大谷の前で2打席出塁できず「憤っていた」第3打席で2ラン「9番は7、8番と少し違う」

2024年10月17日 15:29

野球

“PS男”キケは大谷の前で2打席出塁できず「憤っていた」第3打席で2ラン「9番は7、8番と少し違う」
8回に3ランを放った大谷翔平(右)はE・ヘルナンデスとかめはめ波で祝福(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦   ドジャース8-0メッツ ( 2024年10月16日    ニューヨーク )】 ドジャースは16日(日本時間17日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に快勝。対戦成績を2勝1敗とした。第4戦は山本由伸投手(26)が先発する。
 チームは2回にスミスの適時打、エドマンの犠飛で2点を先制。6回にE・ヘルナンデスがポストシーズン(PS)通算15本目となる2ランでリードを拡大すると、8回には大谷がPS2号となるダメ押し3ラン。9回にもマンシーにソロが飛び出した。

 投げては先発・ビューラーが4回無失点と粘り、後を継いだ救援陣も力投。今PS4試合目となる完封勝利を挙げた。

 試合後、キケことE・ヘルナンデスは9番に入り、大谷の前で出塁することの重要性を問われ「間違いないよ。(大谷が)背後にいるわけだから、9番を打つことは7番や8番とは少し違う」と言い切った。

 そして「私たちはみんな走者がいる時とそうでない時の違いを見てきた。最初の2打席、彼の前で出塁できなかったことに憤っていた。3打席目は、特に2ストライクを取られた後は出塁に集中していた。四球か、安打で出ようと戦っていた。頭の高さの球もスイングし、ファウルにした。打つ気に逸りすぎていたから、スローダウンしろと自分に言い聞かせた。その次の球のスプリットが甘く入り、十分にうまく打てた」と2打席凡退していたからこそ、出塁しようと集中した結果、本塁打になったと振り返った。

 E・ヘルナンデスは2015年からの7年連続を含む、9度目のプレーオフ出場。2017年にはポストシーズン1試合3本塁打をマークしたこともあり、これでポストシーズンは今季2本目、通算では15本目の本塁打と“PS男”が今年の秋も本領を発揮している。PS通算15本塁打はヤンキースのジャッジを抜き、現役選手では単独8位に浮上した

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