ドジャース連勝も…大谷翔平が左肩負傷の緊急事態 離脱となればチームへの影響大 第3戦に暗雲

2024年10月27日 12:07

野球

ドジャース連勝も…大谷翔平が左肩負傷の緊急事態 離脱となればチームへの影響大 第3戦に暗雲
<ドジャース・ヤンキース>7回、大谷は二盗に失敗、左肩を痛め苦悶の表情を浮かべる(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ワールドシリーズ第2戦   ドジャース4ー2ヤンキース ( 2024年10月26日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、本拠でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦に「1番・DH」で先発出場も3打数無安打に終わり、第4打席では左肩を負傷するアクシデントが発生。チームは3発4得点で勝利も第3戦以降に不安を残した。
 初回の第1打席は相手先発・ロドンの2球目、96・8マイル(約155・8キロ)を狙ったが、中堅手・ジャッジのグラブに収まり中飛に倒れた。

 3回1死の第2打席は外角スライダーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。4回2死三塁の第3打席も相手2番手・カズンズの初球を狙ったが遊ゴロに打ち取られ、凡退が続いた。

 7回1死の第4打席は相手4番手・ホームズと対戦。冷静にボールを見極め、四球を選んだ。

 ただ、2死からT・ヘルナンデスの打席で二盗を試みたが、失敗。二塁ベースへスライディングする際に左手を地面についたが、そこで左肩を痛めたとみられ、その場で起き上がれず苦悶の表情を浮かべた。

 駆けつけたトレーナーと「肩っすね」「どっち?」「左」「外れた?」「多分」などと会話する声が漏れ聞こえた。その場に駆け寄ったロバーツ監督も心配そうな顔を見せた。

 ポストシーズンに入って盗塁成功はまだなく、13日のメッツとのリーグ優勝決定S第1戦で二盗を試みるも失敗した。

 チームは先発・山本が7回途中までソロ1本による1安打1失点と好投すると、打線もエドマン、T・ヘルナンデス、フリーマンに一発が飛び出し、ヤンキースに連勝。対戦成績を2勝0敗とした。

 ただ、ここまでポストシーズン全13試合に「1番・DH」で先発出場している大谷が離脱となれば、チームへの影響は計り知れない。軽症を祈るしかない状況となった。

 大谷のポストシーズン成績は13試合で打率・260、3本塁打、10打点。

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