ド軍に3発浴びたヤ軍・ロドンも大谷翔平を心配「史上最高の選手がケガするのを見るのは厳しい」

2024年10月27日 14:33

野球

ド軍に3発浴びたヤ軍・ロドンも大谷翔平を心配「史上最高の選手がケガするのを見るのは厳しい」 — ＜ドジャース・ヤンキース＞3本塁打を浴びて敗戦投手となったヤンキース・ロドン（AP） Photo By ＡＰ

【ワールドシリーズ第2戦ヤンキース 2ー4 ドジャース（ 2024年10月26日ロサンゼルス）】ヤンキースは26日（日本時間27日）に敵地で行われたワールドシリーズ（WS、7回戦制）第2戦に2-4で敗れ、2連敗となった。第3戦は28日（同29日）に地元ニューヨークで行われる。

　今季レギュラーシーズンで16勝をマークした先発の左腕ロドンは2回、エドマンに内角のフォーシームを左翼席へ運ばれる先制ソロを被弾。3回にソトのソロで追いついた直後には右打者のT・ヘルナンデスに右中間へ、左打者のフリーマンにも右越えに、いずれもフォーシームを狙われて連続本塁打を浴び、敗戦投手となった。4回途中に6安打4失点で降板するまで、フォーシームで空振りを奪ったのは1度だけだった。　

　ロドンは大谷翔平に対しては第1打席はフォーシームで中飛、第2打席はスライダーで空振り三振と、2打数無安打に抑えた。大谷がスライディングした際に左肩を亜脱臼したことについては「何があったのかはよく分からない。競い合う相手であり、野球史上最高のプレーヤーがケガをするのを見るのは厳しいものがある」と表情を曇らせた。

　MLBの7回戦制のポストシーズンで第1、2戦に連勝したのは過去92チームあり、うち77チームが優勝（突破）している。連敗スタートからの巻き返しは15回しかないが、うち10回はWSで起きており、最も新しい例ではヤンキースが1996年のWSでブレーブスに2連敗後、4連勝して世界一に輝いている。