吉野修一郎がリミットで計量パス　日本時間9日WBCライト級挑戦者決定戦「ようやくこの日が来た」

2023年04月08日 01:39

格闘技

吉野修一郎がリミットで計量パス　日本時間9日WBCライト級挑戦者決定戦「ようやくこの日が来た」 — ＜WBC世界ライト級挑戦者決定戦シャクール・吉野　前日計量＞シャクール（左）と顔を合わせる吉野（撮影・光山　貴大） Photo By スポニチ

【プロボクシングWBC世界ライト級挑戦者決定戦12回戦（ 2023年4月9日米ニューヨーク州ニューアーク）】公式計量が7日、ニューアークで行われ、WBC世界ライト級4位の吉野修一郎（31＝三迫、16勝12KO）はリミットの61・2キロ（135ポンド）で一発パスした。同級3位の元世界2階級制覇王者シャクール・スティーブンソン（25＝米国）は約200グラム軽い60・9キロ（134・4ポンド）だった。

　3日にロサンゼルスから決戦の地に入った吉野は引き締まった表情で体重計に乗り、力強くガッツポーズ。地元のスター選手スティーブンソンとのフェースオフでは体をわずかに左右へ揺らす相手の顔から目を離さず、25秒が経過したところで十分とばかりに視線を外した。「ようやくこの日がきました。日本でやってきたトレーニングを明日ぶつけます！皆さん応援よろしくお願いします！」とコメントした。

　元日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィックのライト級3冠王者・吉野はプロでは初の海外試合で、サウスポーとの対戦も初めて。6日の公式会見後はスティーブンソンについて「自分よりも小さい」と印象を口にし、「当日のコンディションをしっかりしてやれば勝てるんじゃないかと思っている」と話していた。

　試合は9日午前11時からWOWOOプライムの「エキサイトマッチSP」で生中継される。WOWOWオンデマンドでもライブ配信される。