那須川天心「倒したかったのもあるけど」 6ラウンド戦い抜き大きな収穫「経験できたのは大きい」

2023年04月08日 22:25

格闘技

那須川天心「倒したかったのもあるけど」 6ラウンド戦い抜き大きな収穫「経験できたのは大きい」
2回、与那覇(右)からダウンを奪う那須川(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシング・スーパーバンタム級6回戦 ( 2023年4月8日    東京・有明アリーナ )】 キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心(24=帝拳)がプロデビュー戦に臨んだ。17戦12勝(8KO)4敗1分けの日本バンタム級2位、与那覇勇気(32=真正)から2回にダウンを奪うなど圧倒し、6回を戦い抜いて3―0判定勝利。キック42戦全勝、総合格闘技4戦全勝、ミックスルール1戦1勝の“神童”が、新たな伝説を求めて「格闘家第2章」を歩み始めた。
 試合後の那須川との一問一答は以下の通り。

 ――6ラウンドを経験できたのか、6ラウンドまでいってしまったのか。

 「セコンドからも、このままでいいと言われていたし、倒したかったのもあるんですけど、経験できたのは大きい。課題はいろいろありますけど、6ラウンドしっかり、パンチもほぼもらわなかったので。スピード的にも良かったし、空間把握もできたし、警戒しすぎたのは大きかった。これを機にもっと倒せるように、そっちのパンチも磨くようにしたい」

 ――4回のラッシュでストップまで持っていきたかった。

 「持っていきたいというのはありました。ボクシングではよくスタンディングでKOというのもあったんで、スタンディングで終わらせてやろうと思ったんですけど、止めてくれないから、マジかと思って。1回様子見たりとか。いろいろな経験ができたのでよかったですけど。課題は残ります」

 ――初めてのボクシングの実戦。

 「凄いコントロールできたというのもあるし、やりながらこういう動きも使えるとか、もっとこうしないとなとか確認できながらやっていたし、楽しかった。周りもよく見えたし、雰囲気も感じることもできた。今までやっていたことのすり合わせもしながら試合していた。緊張もプレッシャーもなかったのでのびのびできました」

 ――6回を迎えた時の心境。

 「倒したいなというのはありましたけど、無理にいくなじゃないけど、狙えるタイミングでという感じだったので」

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