井上拓真 “尚弥の弟”は重圧も改めて宣言「兄が手放した4団体のベルトを統一したい」

2023年04月08日 20:40

格闘技

井上拓真 “尚弥の弟”は重圧も改めて宣言「兄が手放した4団体のベルトを統一したい」
4回、ソリス(左)に右ストレートを見舞う井上拓(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【WBA世界バンタム級王座決定戦 ( 2023年4月8日    有明アリーナ )】 WBA世界バンタム級王座決定戦12回戦が8日、有明アリーナで行われ、同級1位の井上拓真(27=大橋)が同級2位のリボリオ・ソリス(41=ベネズエラ)に判定3―0で勝利。3年5カ月ぶりの世界王座復帰を果たし、兄・尚弥(29=大橋)に続く4団体統一へ、まずは一つ目のベルトを獲得した。
 5回に左目をカットするアクシデントに見舞われたが、最後まで我慢のボクシングを貫いた。「兄が返上した、まず1本目のベルトをしっかり獲ることができて、まずはホッとしている」と安どの表情を見せた。

 その上で「兄(尚弥)の弟という重圧は現役でやっている以上、付いてくるものだと思っている。まずはここでしっかり世界チャンピオンに返り咲くことができてよかった」とプレッシャーを振り払っての勝利を喜んだ。

 「初めて試合中にカットするというハプニングもあった。その中で勝ちきることができたことは今後の自信につながった」と収穫は大きかった様子。今後の意気込みを聞かれ、「兄が手放した4団体(のベルト)を統一するという目標を公言している以上、バンタム級で4団体を統一することを目標に頑張っていきたい」と、改めて兄が進んだ道を追い続けることを宣言した。

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