【新日本プロレス】オカダ・カズチカ王座陥落 新生SANADAが至宝ベルト初戴冠

2023年04月08日 22:26

格闘技

【新日本プロレス】オカダ・カズチカ王座陥落 新生SANADAが至宝ベルト初戴冠
オカダ・カズチカを破ってベルトを手にするSANADA Photo By スポニチ
 新日本プロレス両国大会が8日、東京・両国国技館で行われ、メインのIWGP世界へビー級選手権は挑戦者SANADA(35)が3度目の防衛を目指した王者のオカダ・カズチカ(35)を26分58秒、新たな必殺技「デッドフォール」(変形DDT)からの体固め破り、初の王座に輝いた。
 ニュージャパンカップを制して挑戦権を獲得したSANADAは内藤哲也率いる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を離脱し、新ユニット「Just 4 Guys」に加入。怪傑ライオン丸のような金髪、口ひげ姿から脱却し、髪の色は黒、ヒゲもそり落とし、入場曲、コスチュームも変えるなど生まれ変わって決戦に臨んだ。

 同世代のオカダとは過去9回対戦して1勝8敗。高くそびえ立った壁だったが、「負けたら後がないと思っていた」と不退転の覚悟で臨んだ。気合十分のSANADAは開始から優位に立つと空中戦も制し王者を追い込む。オカダのお株を奪う掟破りの逆レインメーカーで精神的ダメージも与えると、かつての師匠武藤敬司ばりのムーンサルト、シャイニングウィザードも繰り出した。最後は逆転を狙ったオカダがレインメーカーを試みるタイミングでデッドフォールを決め、王者を粉砕した。

 試合後にはセミファイナルでジュニア王座を防衛したロス・インゴの高橋ヒロムに挑戦をアピールされたが、同僚の金丸義信が「オレとやるべきだ」と逆指名。「ヒロムさん、きょうは勝ったのはオレなんで、帰ってもらっていいですか」とおなじみの“帰宅コール”をアピラーを駆逐。絶対王者の牙城を崩し、「新しい景色」をファンにプレゼントした新王者は割れんばかりのSANADAコールの中で「きょう(の景色)は、みなさまからのギフトです。最後に言わせてください。、世界で一番、このIWGP世界へビーが好きです」と宣言した。

 バックステージではTAKAみちのくら仲間の祝福を受け「このステージに初めて立ったのが7年前のこの4月の両国で、そのときにいたのがオカダと内藤。そのときいた人に勝ったのはストーリーあるな。Just 5 Guysと取れたのが1番うれしい」。今後については「自分が王者になったことで景色が変わる。ヒロムさんが挑戦したのも新しい景色。今までにないことが実現していくことが新しい景色につながる」と新日本をSANADAの色に染める野望をぶちあげた。
 

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