3回TKO負けの36歳小原佳太「記憶が飛んでます」引退も示唆

2023年04月08日 18:43

格闘技

3回TKO負けの36歳小原佳太「記憶が飛んでます」引退も示唆
<ボクシング>小原(右)に左フックを見舞う佐々木(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 ボクシングのWBOアジアパシフィック・ウエルター級タイトルマッチ12回戦(8日 東京・有明アリーナ)で、挑戦者の小原佳太(三迫)は王者の佐々木尽(八王子中屋)に3回1分13秒TKO負けし、王座返り咲きはならなかった。
 序盤から積極的に前に出て、振り回してくる21歳の若き王者に対し、世界挑戦の経験もある36歳は2回、冷静に右のカウンターでダウンを奪った。しかし、3回に左ボディーをもらって最初のダウンを喫すると、さらに右の強打を顔面に浴びて、背中から倒された。

 試合後は「記憶が飛んでます。自分のボクシングができなかったのだろうなと思います」と語った。
 今後の去就については明言は避けたが「最後の試合になるとは思うけれど、大きな試合に出ることができて幸せでした」と引退もほのめかした。

おすすめテーマ

2023年04月08日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム