ひろゆき氏 ネット上で議論が成立するかの問題に持論「反対するヤツは発言権を奪おうってなっちゃう」

2024年03月16日 12:27

芸能

ひろゆき氏 ネット上で議論が成立するかの問題に持論「反対するヤツは発言権を奪おうってなっちゃう」
「ひろゆき」こと、西村博之氏 Photo By スポニチ
 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が15日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモート出演。ネット上で議論がしづらくなっている問題について議論した。
 この日は動画配信サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴを創業したことでも知られる実業家の川上量生(のぶお)氏がゲスト出演。川上氏が「自分の意見に反対の人の邪魔をするのが発言の唯一の目的みたいな人が増えている。それが大多数かどうかはわからないけど、まともな人はどんどん去っていく」と問題提起した。

 これにひろゆき氏は「リベラルと“リベラルしぐさ”がごっちゃになっている気がしていて。基本的にはリベラルの人は物事を論理的に考えたりするので。例えば人類みんな平等な方がいいよねってすごく合理的な論理の話なんですよ。でも、実際問題、友達が大事だよねとか、同じ民族が大事だよねとか、同じ国の人が大事だよねって人は感情によって変わってくるんですよ。それは保守側だとするんですけど、リベラルの人たちは本来論理で考えるべきなんですけど、感情で考えている人が“リベラルしぐさ”をするってのがあって」とコメント。

 「みんなで話し合いをして良い方向にした方がいいよね、表現規制もこの水着はよくないけどこれはいいよねって話し合いをして落としどころを決めるのではなく、私はこれが見たくない、だから制限する。反対するヤツは発言権を奪おうってなっちゃうんですよ。仮に(経済学者の)成田(悠輔)先生という人がよろしくない発言をしました。じゃあ、それがどうよろしくないのか。どの部分が正しくて、どの部分が正しくないのかをちゃんと議論しましょうにならないんですよ。この人から発言権を奪おうになるんですよ。要は自分たちの権利を取られそうになっているから、落としどころを決めるのではなく、こういう発言をする人がいなくなれば、自分たちはより有利になるよねっていう“リベラルしぐさ”の人が日本だとリベラルって名乗っていて、普通の人たちもリベラルって思っちゃっているのが余計にリベラルになる人が減っているんじゃないか」と持論を展開した。

 ネット上で議論ができないかについては「全然できますよ」と回答。さらに「一般的なリベラルの定義でいくと、僕はリベラルなんですよ。自由主義者だし、生活保護でベーシックインカムした方がいいってなってるんですよ」とし「でも感情的に“リベラルしぐさ”の人っていうのは、僕はリベラルとして認めないので話し相手になるべきではないということなんですよ。なので本当に話し合える人同士で会って話はできるんですけど、話をしたくない人が俺たちリベラルですって言ったら話ができないじゃないですか。だから成立しないって話なので、ちゃんと話ができる人同士でやるしかないと思います」と語った。

 ひろゆき氏はさらに「話し合いをする気のない人と話をすることって不可能なんですよ。要は電話番号もLINEもブロックしますじゃ不可能じゃないですか。お互いテーブルに寄って、こういう意見だよね、でもこう思うんだよねってやり取りをすることによって、初めて自分はここが正しいと思ってたけど、ここが違ってたよねって形で落としどころがつくれるんですけど。この意見を言うヤツは危ないから発言権を奪おうと言っている人が正当性があるという時点でもう無理なんですよ。発言権を奪おうとする人はどんな人であれ議論させない人だから、その人たちに発言権を持たしちゃいけないってなるべきなんですよ」と熱く語った。

 また、ひろゆき氏は「ツイッター(現X)の問題をネット言論の問題にしちゃうのはよくないと思っていて。ツイッターの場合は反対意見を全部ブロックします。その人が見ている限りは賛同者しかいません、は可能じゃないですか。そういうプラットフォームで議論できませんはもちろんそうなんですよ。ただ、ネットにはいろんなサイトがあるので議論はできますよ」と主張。フェイスブックやニコニコ動画などでも議論はできるとし、「人が話をするのが議論なので、パブリックな場所で有名な人がやる必要はないんですよ」と話していた。

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