鈴木おさむ氏 作家人生32年のピリオドは過激不倫ドラマ「作り手としては最高の人生だった」
2024年03月16日 16:46
芸能
今作はのっけから大きな話題をさらった。俳優の伊藤淳史演じる渉の妻・綾香を演じたのは、女優・篠田麻里子。綾香の不倫相手で芸能プロダクション統括マネジャーの司馬マサト(小池徹平)との過激なラブシーンの描写に、SNSは沸騰した。篠田は初回放送まで出演すら告知されておらず、シークレットだったことも、話題性に火を付けた。
鈴木氏は19歳で放送作家としての仕事をスタート。「SMAP×SMAP」「サタ☆スマ」をはじめ、多くのSMAPの関連番組に参加したことでも知られている。脚本家としてもドラマ「人にやさしく」「M 愛すべき人がいて」など多くの作品を手がけた。
鈴木氏にとって、今作が最後に手がける地上波ドラマになった。「放送作家32年やってきて、脚本をずっと書かせてもらって、伊藤君とも何度かお世話になりまして、今回は篠田さんが挑戦のような作品に参加して下さり、感謝しています」と、ともに登壇した2人に感謝した。
また脚本家人生を振り返り、「僕は今月で最後になってしまうけど、地上波連ドラ最後となったこの作品が、このようにたくさんの人に見てもらって話題になって、作り手としては最高の人生だったと思っております」と、大きな反響に表情を緩ませた。
その上で、「今日の最終回、さらにハネて、たくさんの方に見ていただいて、最後びっくりすることが起こるけど、トータル3000万再生とかいけたらいいニュースだなと。数字にこだわるわけじゃないけど、数字ってうれしいですからね。感謝しています」と期待を寄せていた。