ダルビッシュが語った“打者・大谷”「こっちの大半の選手と違って…」 攻略法は「頭使わないと」

2024年03月16日 17:59

芸能

ダルビッシュが語った“打者・大谷”「こっちの大半の選手と違って…」 攻略法は「頭使わないと」
16日放送のTBS「バース・デイ」は番組放送900回を記念し、今季プロ20年目、日米通算200勝も期待されているパドレス・ダルビッシュ有に密着する(C)TBS Photo By 提供写真
 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が16日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演。独占密着取材の中で、ドジャースの大谷翔平(29)との初対戦についてや、メジャーで進化し続ける秘けつなどを語った。
 番組放送900回を記念して行われた、今季プロ20年目、日米通算200勝も期待されているダルビッシュへの独占取材。キャンプ前の自主トレから密着し、練習相手は日本ハム時代でチームメイトだった鶴岡慎也氏が務めた。

 その鶴岡氏が4日後に迫った大谷との初対決について直撃。隠すことなく「打者・大谷」についてダルビッシュが深く語った。

 2012年に日本ハムからメジャー挑戦、花巻東から日本ハム入団と入れ替わるように交錯した2人。自身の背番11を背負うことになった大谷に、海を渡る時に送った「何年か後にメジャーで待ってるわ」というメールでの“約束”が12年の時を経て、ついに3月20日、韓国の地で初対決が実現する。

 大谷のイメージについて「まだできていない」と素直に語ったダルビッシュ。「まあ、過去3年、対戦はなかったですけど、最近どこ(のコースを)打ってるんだろうとか、最近どこをちょっと困ってるんだろうとか見るようにしてたんで、何となくどういうバッターかは知っていますけど、まだ完全には(分かっていない)」と対戦がない中でも分析はしていた事実を明かした。

 続けて「大谷くんはアメリカ人とか、こっちの大半の選手と違って…例えば投手がスライダー打ててないなと思っていたら、そのスライダーを打とうとするんですよね」と自身の考えを示すと、鶴岡氏も「凄い感じるのは、超負けず嫌い」と笑いながら、過去にカーブで空振り三振した次の打席でカーブを「ベタ張りで」スタンドインさせた試合を振り返った。

 打てなかったボールを打ちにいく大谷。ダルビッシュは「だから、スライダーが苦手だからっていって、それをずっとそれいっててもダメなんですよ。その時にちゃんと何が苦手、何を打ってるかって直近をちゃんと分かっとかないと難しい(打者)。本当に決め打ちしていると思うんで。例えば1試合の中で1本長打にできればっていうようなアプローチだと思うから。だから、とにかくそこは(予想を)張られないようにということだと思う。もっと頭使わないと」と、データ分析に加えて、多彩な変化球で打席ごとに攻め方を変えることだと、真剣な表情ながらも初対決を心待ちにしているような表情で語った。

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