直木賞作家・今村翔吾氏 自身が立ち上げた「秘境の文筆家」に応募92件

2024年04月06日 19:40

芸能

直木賞作家・今村翔吾氏 自身が立ち上げた「秘境の文筆家」に応募92件
「秘境の文筆家」のキャッチフレーズを手にする今村翔吾氏 Photo By 提供写真
 直木賞作家の今村翔吾氏(39)が立ち上げた「秘境の文筆家」プロジェクトに全国から92件の応募が寄せられたことが6日、明らかになった。
 同プロジェクトは今村氏が代表理事を務める一般社団法人「ホンミライ」と“日本三代秘境”の一つに数えられている宮崎県椎葉村が連携協定を結んで実現したもの。作家の卵たちが「地域おこし協力隊員」となって村で暮らしながら執筆の修業を積み、作家デビューを目指す。

 3月31日付の消印まで有効で、申込者の最高年齢は63歳、最低は22歳さった。一番の遠方は北海道札幌市からで、男女比は男性62人に対し女性30人だった。

 結果を受け、今村氏は「92件の応募は文学賞と考えるならば決して多くはないのですが、こうやって椎葉村に住んでということを考えると正直言って思っていた倍、3倍ぐらいの応募があって率直に驚きました」と感嘆の声を上げた。

 これから若干名の“隊員”を選ぶが、採用期間は7月1日からで、最長3年まで活動できる。今村氏や出版編集者らの指導を受けながら執筆を行う。今村氏は「熱意を持って来て下さる方がいるんだから、その情熱みたいなものがまず継続できるようなことをしていかなければならないと思う」と抱負。「荒波を超えていけるような、現実的に超えていけるようなことを教えていきたい」と語った。

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