男性4人組バンド「トンボコープ」が「スポニチの一面飾る」と誓う 新曲「明日の一面」が話題 

2024年04月06日 05:10

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男性4人組バンド「トンボコープ」が「スポニチの一面飾る」と誓う 新曲「明日の一面」が話題 
「いつかスポニチの一面を飾る!」と誓った4人組バンド「トンボコープ」 (前列左から)雪村りん、そらサンダー、(後列左から)林龍之介、でかそ (撮影・小田切 葉月) Photo By スポニチ
 SNSで人気の男性4人組バンド「トンボコープ」による、新聞にちなんだ新曲「明日の一面」が話題だ。
 2022年の活動開始から音楽チャート2週連続1位、連続ドラマ主題歌抜てき、大型フェス参戦。勢いそのままに、ブレークが期待される全員22歳のエネルギッシュなバンド。かつて新聞社でアルバイトをしていたドラムの林龍之介は「スポニチの一面を飾るビッグなバンドになる!」と決意した。

 同曲は、3日に発売されたミニアルバム「ファースト・クライ・ベイビー」のリード曲。世の中の理不尽に疑問をぶつけながらも、自分たちの歌で、♪…ニュースのひとつ悲しみが消えるように――と願っている。楽器隊が奏でる、激しくもダークなメロディも魅力の1つだ。作詞作曲したボーカル&ギターの雪村りんは「格好いい曲がほしい、と思ってこの曲を完成させた。SNSのコメント欄などを見ると、おかしいことを言っている人がいる。そう思うのは自分だけじゃないと思うので、どこか共感してもらえたら」と話した。

 雪村とベースのでかそが大学で出会い、でかそと高校でバンドを組んでいた林とギターのそらサンダーが合流し結成。4人の共通点は「RADWIMPS」「BUMP OF CHICKEN」が好きなこと、そして「ドームに立つような大きなアーティストになりたい!」(林)という強い思いを持っていることだった。作詞作曲は林と雪村の2馬力。バンドの音楽を広めるため、TikTokで1カ月間毎日新曲を載せる企画にも挑戦した。

 努力は実を結び、昨年は「Now is the best!!!」がSNS人気を示すサブスクリプション(定額聴き放題)「Spotify」週間バライルチャートで2週連続1位を獲得。さらに「過呼吸愛」がテレビ東京ドラマ「やわ男とカタ子」主題歌に抜てき。活動開始から1年で「SUMMER SONIC 2023」「COUNT DOWN JAPAN23/24」に出演。活躍を受けて、日本テレビ「バズリズム02」の年始恒例企画「これがバズるぞ! 2024」にランクインした。

 バンド名の由来は、トンボが指に留まるように、自分たちの音楽が色んな人の耳に留まってほしいとの思いから。名前の通り、さまざまな人の耳に留まり、心を掴み続けている。さらなる飛躍を目指し、でかそは「NHK紅白歌合戦で大トリを務めたい」と力を込める。今月13日には東京・恵比寿リキッドルームで初の単独ライブを開催する。そらサンダーは「トンボコープの世界観に引きずり込みたいと思います」と気合いを入れた。

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