菊池桃子 「ちょうど反抗期で…」芸能界デビュー当時の両親との約束「心のバランスを保つのに良かった」

2024年04月11日 16:48

芸能

菊池桃子 「ちょうど反抗期で…」芸能界デビュー当時の両親との約束「心のバランスを保つのに良かった」
菊池桃子 Photo By スポニチ
 女優の菊池桃子(55)11日、TOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)にゲスト出演。デビュー当時に抱えていた思いについて語った。
 1982年にスカウトされ、翌年から芸能活動をスタートさせた菊池は、「デビューしたことで人生が激変しましたね」と当時を振り返った。メインパーソナリティーの坂本が「幼いころから歌手への憧れというのがあったんですか?」と尋ねると、菊池は「いや、まったくなくて…」とキッパリ。一般的なサラリーマン家庭に生まれ育った菊池にとっては想像もつかない世界だったと笑いながら回想。「その時はこんなに長居するとは思っていなかった芸能界ですが、ついつい長居してしまいました」と照れくさそうに笑った。

 坂本が「当時歌手としてどのような毎日だったんでしょうか?」と菊池の過去について質問。菊池は、両親からは学校にきちんと通うという約束の元で芸能界入りが許されていたことを明かした。そのため、放課後の時間を使って芸能活動をしていたという。3カ月に一度のスパンで新曲がリリースされるというタイトなスケジュールの中、練習の時間さえきちんと確保できないこともあったと当時の苦労を明かした。

 多忙だったと語る菊池に対し、坂本は「当時そのスピードにのみ込まれて、いろいろな大人たちの思いとかもあったりしたと思うんですけど…た、楽しい日々でしたか?」と苦笑い。すると菊池は「いや…始めたころは年齢的にちょうど反抗期で、親とちょっと距離を取りたいと思って、”私やります”とスカウトに応じてしまった」と若さゆえの勢いで芸能界に飛び込んでしまったことを告白。続けて「でも実際始まってみると、ランキングだとか。ビジネスとつながっていることに気が付いてしまって。仕事に行くと話す相手も年上の大人ばかり…気持ちはつらかったですね」と当時直面した芸能界の”厳しさを”吐露した。

 しかし、高校に通っていたことが菊池にとっては良い影響であったようで、「でも朝起きて高校に行くと、普通に友達がいて”ギャー”って一緒に楽しむ。その時間が心のバランスを保つのに良かった」と菊池。昼は同級生、夜は仕事の大人たちという環境に身を置くことで「そこで自分てどういう人だっけ、年齢が違うってどういうことだっけとか。自分自身と向き合うことができました」と当時の心境を振り返った。それに対し坂本は「親御さんが学校はちゃんと行きなさいっていうのは、勉強だけじゃなくそういう意味でも大事だったんですね」としみじみと語った。

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