藤井名人 タイトル戦16連勝で歴代最多大山15世名人の17へ王手も「形勢判断の甘いところが出た」
2024年04月11日 22:08
芸能
「終盤はどう粘るかという展開だったかと思う。少し形勢判断の甘いところが出てしまった」
飛車が自陣へ押し込められて奪われ、その飛車で自王の背後から迫られた106手目以降、はっきり苦戦を意識した。それでも豊島に決め手を与えず、粘り強く指した。成った豊島竜を支える桂を奪った123手目で、形勢逆転を自覚。長く活用できずにいた右桂を初めて跳ね出して勝利を確信した。
20日に伊藤匠七段(21)を挑戦者に、先勝して迎える叡王戦第2局を経て、名人戦第2局は23、24日に千葉県成田市の新勝寺で指される。